学校へ行かないことを選択した子どもたちと過ごす中で大切にしてきたこと。
今だから言えるだけで、その当時は必死でそうせざるを得なかった、と言った方が正しいかもしれません。
私は学校へ行かそうとするのは最初だけでした。
オルタナティブスクールや家庭で過ごすことになった子どもたちと、
どうしていったらいいのか、
わたしはどうやって生きてけばいいのか、
子どもたちをどう育てていけばいいのか、
それを考え続けてきたような気がしています。
今から思えば、子どもたちを育てるんじゃなくて
私ががっつり育てられてるんですが。
学校へ生かすことを目的にはしていなかったので、
学校へ行かずとも、どうやって学んでいくか、
それが私の中心にあった気がしています。
学校の中で、
集団で、
教科書で、そういう学びができない現状になり、
じゃあ、家庭なり家族という小集団のなかでどうやって学んでいくか。
学校へ行かないことを選んだ子どもたち、
現在二人が高校生になり、中学生ひとり、小学生ひとり。
長男以外は入学後すぐから行かなくなったので、
学校での教科学習はほぼ受けていないことになります。
私は彼らを見ていて、生きるための学びは学校へ行く行かない、関係なく
身に着くもんだと確信しています。
受け身の学びではなく、
取りに行くということなのかもしれません。
自分自身は学校へ通い成長しているので、
初めてのことばかり。
疑いもしなかった自分の価値観、
いや、疑うどころか意識することすらなかった自分の価値観をたくさん知ることが出来ました。
試行錯誤でここまで来ました。
私の試行錯誤はこれからも続くのだと思います。
どんなことをしてきたのか、
どう変化してきたのか、
伝えていきたくなってるので、ここでまた書いていきたいと思います。