このままじゃいけないと、我が子をなんとかしようとすること | しるくらし。

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学校へ行かない選択。
子どもとの関わりなど。

発達や生きづらさの話しなど。

名古屋市内にて不登校の親の会を開いています。

対話、安心できる温かい場にしていきたいです。

今の私は、息子たちがゲームをやりっぱなしでもほとんど不安を感じなくなった。

 

一年前の自分とは大違いだ、本当に。

 

現状は変わってない。

むしろ長男に関しては昼夜逆転は板についてきたし、

給食は行かなくなったし

(前は月2回くらいのペースで給食だけ食べに行ってました)

 

スクールにも行ってないし、うちにいる割合は多くなってる。

 

それでも私は、

彼をどうにかしよう、と思わなくなった。

 

 

 

このままではいけない

なんとかしなければ

 

そんな思いでがんじがらめになっていた私は、なんとかして息子を変えようとしていた。

 

と今になって気づく。

 

 

 

なんとか外に出るように

他のことにも目が向くように

スクールに行くように働きかける、

 

そして、

この先どうするつもりなの?

ずっと家にいるつもり?

と聞いたり、

ゲームばっかしてたらおかしくなるよ、と言ってみたり滝汗

 

 

 

 

要は全て

 

「今のままのあなたじゃダメなのよ」

 

というメッセージ垂れ流し状態だったんだな、と思います。

 

 

なんで変わったんだろう?


時間がたったってのもあるんだけど、それだけでもない。


むしろ時間がつたほどに、余計に縛られていく人もいると思う。

 

「焦り」というやつ。

周りと比べる時に強烈に出てくる、例のアレね。

 

 

 

 

視点が変わると、不安だったことがそうでもなくなることがる。

 

本当にゲームばかりしてるの?

 

そうやって彼の全体像を見てみると、

決してそうではなかった。

 

 

ゲームは生活の一部ではあるけれど、

ゲームだけではないんですよ。

 

周りが考える以上に、

本人は自分のこと考えてる、本当は。

 

口にもしないかもしれないし、

そんなそぶりもないかもしれないけれど。

 

 

その人をなんとかしようとしないこと、

これって本当に大事だと思うんです。

 

 

ある人を、どうにかしようとするなんて、

たかだか自分なんて人間がすることじゃないと思う。

それは親だろうが。

誰が誰に対するのも同じ。

 

 

 

 

 

あそこのうちの子、ゲームばっかやってるらしいよ、

思われるのが怖かった。

 

以前の私は

 

自分が、そんなことをさせてる親、と見られてると思うと、

それがたまらなく嫌だった。

 

だって私自身はゲームもやらないし、

むしろ、超自然派。笑

 

子どもたちが小さな頃は、自然は育児をバリバリに実践してきてたし、

意識高い系だし。ww

 

 

そんな私の子どもが

 

ゲームにハマって、

学校も行かず、

うちにこもってるなんてーーー

 

あの人の子育て、失敗よね

育て方は悪かったんだね、

 

って思われてるに違いないー、嫌すぎるーー!って感じだったんだよね、今から思うと。。

 

そんなのは、

気絶しそうなくらい嫌で嫌でたまらんわけですよ。

 

 

そこのあなた、身に覚えはありませんか?笑

 

 

 

此の期に及んで、

子どもがどうあるか、

子どもが幸せを感じてるか?

 

よりも、

 

 

自分がどう見られてるか?

 

に、気をと取られてたわけです!

 

 

気付いた時には、ほんともう自分に心底がっかりしましたが、

これは仕方ないことなんでしょうね〜。

 

母親になった宿命なのかもしれませぬ。

 

 

 

 

子ども達が学校へ行かなくなった。

そしてゲーム三昧な暮らしをしている

私の想像していた小学生ライフと真逆の暮らしをしている、

 

そんな今の現実があるおかげで

こんな自分に気づけたんであります。

 

 

 

 

 

「お兄ちゃんたちは?」と聞かれて、

娘が「いつもゲームしてるよー!夜中もゲームしてるよー!」と

元気に、正直に(笑)答えたところ

 

「そっか、、ゲームか、、」って

えらく残念そうな返事が返ってきたので、

あぁ、きっと以前の私も、こういうリアクション出したんだろうな、と思い、このことに思いを馳せて書いてみました。

 

そしたらこんなに長くなりました!笑

 

 

なんだかまとまってませんが、私的には吐き出してすっきりです爆  笑

 

 

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