2月にオファーを入れたショートセールの一軒家。
家の広さ、庭の広さ、ゲート付コミュニティーの雰囲気、
すべて申し分のない物件だった。
ショートセールだったので、価格も相場よりも5万ドル
(500万円?)くらい安くて。そして、5万ドルも安く買える
と言っても、その価格はちょうど私達の上限額!そのため、
この素晴らしいコミュニティーで、市場価格で購入しなければ
いけないとしたら私達には到底手が出せない物件だった。
買ってすぐに5万ドルのエクイティー(市場価格からローン額
を差し引いた利益分)があるというのは凄いこと。
それプラス、広さにこだわる夫には、もってこいの物件。
ただし、ショートセールなので、要は持ち主(売り手)は
まったく利益を得ることができず、お金はすべて銀行へ
渡ってしまうため、家の中が荒れ放題なのは、
フォークロージャー(銀行差し押さえ)物件とそんなに
変わらない。
そんなわけで、ポテンシャルだけはダントツのこの家も
壁やドアに穴、RVパーキングのゲートは壊れ、キッチンの
美しい(はずの)御影石のカウンターもパッキンと割れてる
始末。同じ色のを探して取り換えないといけない。
シャンデリアももぎ取られているし、普通の物件なら大抵
冷蔵庫などは付いてくるものだけど、ここには当然無い。
カーペットも、殺人事件があったの?と思わせるほど、
ひどく大きなシミがあり、張り替えが必要(多分、コーヒー
とかコーラのシミ)だと思う。
そして、夜逃げ同然に引っ越して行ったのかどうか知らない
けど、家の中には、まだ物が一杯!ガレージには、パンク
したハーレーダビッドソンが放置されている。なぜ![]()
同じくガレージには、売主(旦那さん)が配管業を営んでいた
らしく、パイプなどの商売道具、見本などが一杯。書類も
沢山散乱していて、私達の不動産エージェントのマットと
いろいろ見ていたら、配管の仕事の不備で客から訴え
られている裁判の書類などもあった!
家こそまだ差し押さえになっていないけれども、破産宣告を
したらしく、とにかくお金がないらしい。
・・・つまり、この人達、多分すぐ売れようが売れまいが、
自分に利益は無いから、別に気にしていない。もう、
差し押さえになってもいいや、くらいなのかも。
彼らの不動産エージェントも、売主の弁護士(破産管財人)
から適当に選ばれて請け負ったエージェントらしく、実際に
売り手に会ったことも話したことも無いとか!それじゃあ、
ウチのエージェントが電話しても返事も無いわけだよね。
別に、売ろうとして一生懸命っていう感じじゃない。
もうすぐオファーを入れてから4か月。私達の今の借家の
契約は7月末までで、その前に引っ越し先を決めなければ
ならない。でもショートセール物件は、一向に銀行から承認
される気配は無く、「まだリビュー中です」の一点張り。
その答えでさえ、相手方のエージェントからでは無くて、
そのコミュニティーのHOAに問い合わせて、彼らが
調べてくれて判ったという感じで
(この州ではHOAの権限
はスゴイです。彼らが家を差し押さえることも出来るとか!)
HOA = Homeowners Association = 管理組合
購入できると決まったとしても、そこからクローズするまで
に早くても30日はかかるので、私はストレスで段々イライラ![]()
5月中には(ショートセール物件を)購入できるかどうか、又は
全く別のでもいいから購入する物件が決まっていてほしい![]()
それで、6月末にはクローズして、7月いっぱいかけて、
少しづつ引っ越し、というのが理想。
ずっとヤキモキしていた私達(おもに私
)に先週マットから
連絡が。
「この新しい物件がリストに出てるの、見た?
内覧してみない?」
で、ちょっとよ~く写真を見てみると、悪くない。
そしてその日、あまり乗り気でない夫(
まだショートセール
ハウスに未練がある人)と共に見に行ってみた。