黒猫 | Mrs.Waywardのひとりごと

Mrs.Waywardのひとりごと

アメリカ暮らしの中で体験すること、感じること。

今は夫の実家にて更新中。
昨日、やってきました。

それは一昨日のことだった。
翌日は州外の夫の実家に向かうので、必要な物を買い揃えたり、
本当に最後の(先日最後と言ったけれどまだ義両親へのギフト
を買っていなかった)クリスマスショッピングに行ったりと、
バタバタしていて2時半くらいまで何も食べていなかった。

夫の実家では日本食は食べれないので、お寿司を食べよう。
家に持って帰ると長女が自分も食べたいと騒ぐだろうと思い、
テイクアウトして車で食べることにした。
(一人でレストランで食べたくない人)

車を近くのスーパーの駐車場の端っこに止め、スパイシー
サーモン巻とエビ天ぷら巻を食べていた時のこと。25フィート
くらい離れて駐車してある車の陰から、ひょっこりと黒猫が
現れた。

その黒猫は、真っすぐに私の車の方へ歩いてくる。
そして10フィートくらいのところでピタっと止まり、
座り込んだ。目は真っすぐ私のほうを見ている。金色の目だ。

ひょっとして、この、お寿司の匂いに釣られてやって来た?
でもウィンドウ閉まってるし。なんで?

そしてず~っと動かない。
その日はみぞれが降っていてとても寒かった。
この寒い中、こんなショッピング街でウロウロしてるなんて、
やっぱり野良猫だろうか。

可哀想に思って、お寿司をあげたほうがいいのかと一瞬思った
けれど、スパイシーソースのサーモンやソースがたっぷり
付いたエビの天ぷらなんて食べるだろうか。塩気の多い人間の
食べ物はあまり上げないほうがいいと聞くし。

でも、本当にじぃぃぃぃぃ~っと私を見てる。



こんな風に・・・。

連れて帰れないのだから、下手に何もしないほうがいいのだろう。
ウィンドウを下げてみたが、その音で怖がることもなく、
まだジッとしてる。

小さなことだけど、この時期にこんな出来事。
これはもしかして、神様が私がこの可哀想な黒猫を助けるかどうか、
テストしてるんじゃないか。
私にクリスマス・スピリットがあるのかどうか・・・。
お寿司分けてあげなかったから、テストにはフェイルしたと思う。

写真を撮って、携帯を助手席に置いて、目を離したその一瞬の間に
黒猫は姿を消してしまった。



住宅街ではなかったので、やっぱり野良猫なんだろうな。
でも、本当は家から遠出して遊んでいただけで、あんな寒い日に、
ちゃんと帰れる暖かいお家があるといいなと思った。

あの金色の瞳がなんだか心を射るようで、なんだか印象に残った。
どうか、あの黒猫ちゃん、今頃暖かいところでぬくぬくしてます
ように・・・。