まず目の前の患者さんを見なさい。 | うつ改善セラピスト 横山玲子 /カラダをゆるめたらうつは3か月で良くなる! 

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  カウンセリング+鍼灸+マッサージでカラダがゆるめば、全身の気血の巡りが改善し、うつは必ず良くなります

 

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私は、鍼灸を中心とした治療を行っています。

 

さらに、鍼灸のやり方のうちでも、

 

「中医学」という理論を元にしています。

 

鍼灸専門学校で習う、基礎中の基礎です。

 

「中医学」は現代の中国で整理された医学体系ですが、

 

ベースは紀元前200年ぐらいに編纂された、

 

黄帝内経素問などの古典です。

 

 

専門学校時代、「中医学」は、

 

非常に精緻に組み上げられた学問のような感じがしていました。

 

そりゃ、ちょっと前まで、

 

大手IT企業でSEみたいなことをしていたわけですから、

 

世界のすべては説明できるぐらいの勢いだったわけです。

 

 

しかし、臨床の現場に出て、もう一度「中医学」を勉強すると、

 

意外にも、抜けや漏れがたくさんあることに気が付いたのです。

 

抜けや漏れ、というか、語らない部分が多い、というか。

 

 

例えば、診断の基礎となる情報に「脈」があります。

 

中医学では、脈は、28種類あります。

 

速い、遅い、細い、無力、などですが、

 

さらに、浮いていて弱くて細い、といった複合の脈もあります。

 

速い、や、遅い、といった単一の要素の脈は20種類。

 

それらにすべて2つ以上の組み合わせがあるか、といったら、ない

 

そう、実は複合の脈は8つしかないんです。

 

 

臨床の現場に出てから、真面目にこの組み合わせ表を作ろうとして、

 

愕然としました(大げさ?)。

 

そして、臨床って、こういうものなんだ、と悟りました。

 

実際に「ある」ものが大切で、理論上「あるはず」のものにまでは言及しない。

 

 

まず、目の前の患者さんを見なさい。


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そして、持てる知識と技術を総動員して、患者さんを改善に導きなさい。

 

そう言われているような気がして、それが、IT企業時代の考えを手放した瞬間でした。

 

 

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