↓ from bokete ↓
閉じ込めている部屋の出入りで、毎回ちょっとお辞儀する 。
by gdaktさん
1976年の広告。紙の婉曲で銃が歪んで見える。実際はもう少し後部が長く、流麗なスタイルをしている。元の設計は実物大らしかったが、価格を下げるなどの目的で小型化された。
41オートは、第二次規制のために短期で消滅したモデルだ。
MGCの44オートよりだいぶ小さくて迫力がなかったのが不人気の要因だと聞いた。しかし、このスチール製と思われるマスターモデルを見ると、ミディアムサイズのオートモデルとしてそれなり魅力ある商品だったと思う。
愚かな規制で金色になってしまったが、もし黒色仕上げで銃口からの発火が楽しめる仕様ならなかなか良いモデルガンになったはずだ。日本製でありながら、日本だけは金色で銃口が塞がっている。
真鍮製の削り出しモデルガン。パーツはすべてスチール製。
世界で唯一日本だけにある法律の為、こういった仕様は国内販売ができない。他人に譲ることも禁止するなど、今になって考えれば明らかに無意味な規制である。
旧規格品の新規流通を規制すれば良いだけの話であり、既に市場にある物を売買や譲渡をしても総数は変わらないのだから、法律そのものが存在意義を持たない。ところが、一部の勘違い良識派(馬鹿)はその法律を金科玉条として「smgマークがない物は違法。退色したモデルガンは違法だ」などと言う。
西欧にしては珍しく銃などの規制が多く、モデルガンの販売にも制限のあるイギリスでさえ、過去に流通した物を所持禁止にしたりはしない。
各種のスチールハンマー。モデルガン本体より高く、手が届かなかった。その後消滅すると知っていたら無理してでも買っておいたが、比較的短期で広告自体がなくなってしまった。
後撃針カートリッジには、今も強い憧れがある。実銃も実弾もたくさん所持している。しかし、それでもモデルガン用センターファイアカートリッジには強く惹かれる。
日本のモデルガンマニアは実物のダミーカートリッジを装填するのが楽しみらしいが、私はそれよりこういったカスタムカートリッジを集めるのが夢だった。
光量が足りない時に手持ちで撮ったから、あまりフォーカスが合っていない。モデルガンとの違いが伝わるならそれで許してほしい。プラスチックにメッキをかけても、この質感は出ないと思う。