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国内規制適用外

日本製輸出仕様と実銃

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2023年の漢字「税」、2024年「税」、

2025年「税」、2026年「税」 

 

 by  安息香さん

 

 

 

 

 

 

 

1967年の月刊GunにLlama 32ACPを重ねてみた。

あの頃、Llamaのモデルガン化は誰も考えていなかったと思う。実際はどうなのだろうか?

 

 

珍しいショートリコイル機構のLlama .380ACP。存在は前から知っていたが、本当に現物を入手できるとは思っていなかった。

Llama Small Pistol はコルトガバメントをそのまま小型化したモデルなのだが、昔の技術でこのように大型銃をデッドコピーすると各部に無理が出る。一番の問題は耐久性だ。

 

この写真だとメインスプリングハウジングが入っていない。撮っていると、よくこのような失敗をしてしまうのである。

グリップパネルをブッシングなしでフレームに取り付けるのは、まるでモデルガンのようだ。

フレームの肉厚がないため、グリップスクリューを締め過ぎるとマガジンに干渉してしまう。

そして、緩く締めるとパネルが遊んでしまうのである。

 

 

モデルガンブームの頂点、1960年代後期は次々と新製品が登場した。もしあの馬鹿げた第一次規制がなかったら、それ以降も素晴らしいモデルが数多く生まれたはずだ。

銃口を塞がなくても改造の難しいモデルガンは作れる。「黒いのは本物。金色ならモデルガン」という識別方法は、プラスチック製が登場した時から無意味になった。そもそも、モデルガンは強盗が人を脅すのに好都合と言っても、刃物と違って実害がないのだから、事件の質は却って良いくらいだ。本当に黒いモデルガンが強盗事件を誘発するなら、今頃の日本は毎日どこかで事件が発生しているはずだ。

「モデルガンが黒かったり重かったりすると、それを使う犯罪が増える」その説が本当だとした場合、ヘビーウェイトの樹脂製モデルガンが大量に売られている今、強盗事件が頻発していないと話の辻褄が合わない。

 

 

Browning 1910 と Colt 1911A1 はMGC製モデルガン。既に売ってしまった。このBrowningは輸出専用モデルだったらしく、いろいろなところが日本仕様と異なる。バレルインサートは前から見えないほど奥にあり、刻印も一般のモデルガンと違っていた。口径は7.65mmになっていたような記憶がある。

右下の1911A1は映画撮影用の実銃小道具。バレルにチョークが入っている以外は通常の銃と何も変わらない。

これ以外にも多くのコレクションがある。そのうちいつか全てを手放すつもりだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

命懸けの仕事。

 

 

 

 

 

以前にも紹介した面白い動画。弱い犬ほどよく吠える。