2615 S&W M539 | 国内規制適用外

国内規制適用外

日本製輸出仕様と実銃

↓ from bokete ↓

全財産を下ろした帰りにひき逃げにあって、

現金は全て通行人に盗まれた  

 

by  クスッと笑ったら☆さん

 

 

 

 

 

 

 

 

反射のせいでニッケル仕上げのように見えるのがS&W M539。

上のM39はアルミフレームとスチール製スライドの色違いが分かる。

 

 

 

 

 

 

製造数が少なくて写真さえも滅多に出てこないM539。排莢口から見えるチャンバーがアルミ製のような質感だ。もちろん本当のスチール製バレルなのだが、艶消しの仕上げにしてある為どうしてもそこだけ違和感がある。

ほとんどの人は、M39のアルミフレームをスチール製に替えただけなのがM539と思っている。しかし、実は内部構造が少し違っていてスライドの互換性がない。

エキストラクターもM39と違っていた記憶がある。今回は時間がなく、2丁を比較できなかった。ハンマーが穴あき仕様でなくなってしまったのが残念だ。私はわざわざハンマーだけ買い直して換えた。

 

 

 

 

 

 

S&W  Model 539      1981 - 1983

 

購入直後に撮った一枚。今はスライドをプロテクターなしのタイプにしてハンマーも換えた。

初めてM539を知ったのはS&Wの専門誌を読んだ時だったと思う。これより更に珍しい物としてM39のスチール製フレームが存在するらしいが、ほとんど市販されなかったようで、写真も見たことがない。

M539は2年間で8300丁製造された。今まで総数5000丁だと思っていたのは、見た資料が間違っていたか当方の勘違いだった。インターネットで銃を探せる今はじつに便利な世の中だ。以前は何度ガンショーに行ってもまったく見る機会がない希少品であり、M539の存在を知っている人もいなかった。私自身、これに出会うまで30年以上の時間を要している。

オールステンレスのM639は1982年から86年まで作られたので、M539ほど珍しくない。

アルミフレームのM39を持った後でM539を手にすると、「MGC44Auto?」と思ってしまうくらい重い銃である。

ニッケル仕上げや普通のリアサイトが付くモデルは、却って高価だ。しかし、これをメッキしてしまうと外観はM39と区別がつかない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性二人を人質に取った犯人。

 

 

ドラッグ関連の強行捜査。