↓ from bokete ↓
全財産を下ろした帰りにひき逃げにあって、
現金は全て通行人に盗まれた
by クスッと笑ったら☆さん
反射のせいでニッケル仕上げのように見えるのがS&W M539。
上のM39はアルミフレームとスチール製スライドの色違いが分かる。
製造数が少なくて写真さえも滅多に出てこないM539。排莢口から見えるチャンバーがアルミ製のような質感だ。もちろん本当のスチール製バレルなのだが、艶消しの仕上げにしてある為どうしてもそこだけ違和感がある。
ほとんどの人は、M39のアルミフレームをスチール製に替えただけなのがM539と思っている。しかし、実は内部構造が少し違っていてスライドの互換性がない。
エキストラクターもM39と違っていた記憶がある。今回は時間がなく、2丁を比較できなかった。ハンマーが穴あき仕様でなくなってしまったのが残念だ。私はわざわざハンマーだけ買い直して換えた。
S&W Model 539 1981 - 1983
購入直後に撮った一枚。今はスライドをプロテクターなしのタイプにしてハンマーも換えた。
初めてM539を知ったのはS&Wの専門誌を読んだ時だったと思う。これより更に珍しい物としてM39のスチール製フレームが存在するらしいが、ほとんど市販されなかったようで、写真も見たことがない。
M539は2年間で8300丁製造された。今まで総数5000丁だと思っていたのは、見た資料が間違っていたか当方の勘違いだった。インターネットで銃を探せる今はじつに便利な世の中だ。以前は何度ガンショーに行ってもまったく見る機会がない希少品であり、M539の存在を知っている人もいなかった。私自身、これに出会うまで30年以上の時間を要している。
オールステンレスのM639は1982年から86年まで作られたので、M539ほど珍しくない。
アルミフレームのM39を持った後でM539を手にすると、「MGC44Auto?」と思ってしまうくらい重い銃である。
ニッケル仕上げや普通のリアサイトが付くモデルは、却って高価だ。しかし、これをメッキしてしまうと外観はM39と区別がつかない。
女性二人を人質に取った犯人。
ドラッグ関連の強行捜査。