2587 Colt Diamondback | 国内規制適用外

国内規制適用外

日本製輸出仕様と実銃

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週間河童の飼い方。この一冊で全てがわかる!

これから河童と暮らしたい人に読んでほしい一冊!  

 

by  へろむさん

 

 

 

 

 

 

Bullitt   1968

 

サンフランシスコ空港、旧ターミナル。所在地は同じでも室内が今とまったく違う。

 

 

 

犯人を撃った後も銃を降ろさないブリット刑事。

このシーンが監督の指示かスティーブマックイーン自身の判断か分からないが、どの映画でも、銃の取り扱いに他の俳優と一線を画す格好良さがあった。

自分が銃を保持している時、前を横切る演者がいるとすぐ銃の向きを変えるなど、本当に現実を良く知っていることが伝わってくる。

玩具でも何でも銃を持つとすぐ人に向けたり銃口を覗いたりするのは世界中で日本人だけだが、アメリカ人でさえ銃を知らない者は取り扱いが雑である。

それでも、映画用小道具銃を人に向ける者はいないと思う。日本でいえば、冗談でも靴のまま畳の上を歩いたりテーブルに乗ったりする人がいない。そんなことは常識だ。

 

 

ブリットの私物。グリップはDetective Specialだが、ハンマー形状でDiamondbackなのが分かる。

 

 

 

 

 

 

 

 

グリップフレームが短いタイプは、1966年以降のDetective Specialだ。

自分でもDiamondbackを持っているが、D.specialとグリップパネルの互換性があるとは思ってもみなかった。

 

 

 

Brannigan    1975  United Kingdom

 

映画『ブラニガン』の製作がイギリスとは知らなかった。

 

 

 

 

The Hitcher II  I've Been Waiting   2003

 

このブログを読む人なら、瞬時にPythonでないことが分かる。

1971年規制の前、CMC製モデルガンはこんな感じだった。前撃針がシリンダー内でなく、フォーシングコーン部にあるためガス抜けが良かった。

現代の技術なら亜鉛製でも作動の良いDiamondbackを作れそうだが、そんな古いモデルを知っている人が少ないらしい。

今どきDiamondbackを欲しがるような人間はもう人生の残り時間が少なく、メーカーはそんな老人層を相手にしても開発コストが勿体ないとの判断なのだろう。

 

Photos   Internet Movie Firearms Database

 

 

 

 

 

Guns.com

 

 

 

 

 

 

Diamondbackを手にしてみると、Pythonより現実的な銃であることが分かる。

ガンブルー仕上げ22LRのショートバレルは最も高価格で、38spl.4インチバレル($2000)の2倍ほどで取引される。程度極上、コルトの書類付きには$9000の物がある。

 

生産終了の1991年、Diamondbackの市販価格は$461だった。

使い古したDiamondbackは、$300以下で買える。CMCやコクサイより安い。

 

 

 

 

 

Jeff Cordell

 

最上段はPythonだった。すぐそれに気づかない私の、銃に対する知識はその程度である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職務質問は命懸け。

 

 

 

 

1968年、寸又峡温泉で人質をとった金喜老は、覚せい剤のおかげで5日間のたてこもりも苦にならなかった。新聞記者を集めてヒーロー会見するのが楽しかったようだ。

逮捕後は刑務所内で好待遇を受け、今では考えられないほど自由な生活を謳歌していた。

ラジオやテープレコーダー、ライターや刃物を持つことも内緒で認められていたが、やがてその事実が発覚して国会で問題になり、法務省関係者25人ほどが処罰され、看守は服毒自殺をした。

金喜老(複数殺人)は無期懲役になった後1999年に仮釈放され、韓国に渡った。

国に帰った後は支援者から住居や生活資金提供を受けて裕福な老後をおくっていた。しかし、韓国でも殺人未遂や放火の事件を起こしている。

『民族差別に抗した英雄』ともてはやされた人生は、2010年、前立腺がんで終わった。

 

瀬戸内シージャック事件(1970)の犯人狙撃は、テレビが生中継していた。

警察の正しい処置だと思ったが、マスコミはこれを警察組織による殺人として書き立てた。

 

あさま山荘事件で警察官が被弾死亡しても犯人を射殺しなかったのは、どうしても連合赤軍を『権力側に撃たれて死んだヒーロー』にさせないことが目的だった。

犯人を殺さないことが最優先。とにかく銃を使わない。そのために少しくらい警官が死んでも、それは名誉の戦死。その発想で銃を持つ犯人の所に丸腰で突入を命じるのは日本の警察だけである。

 

以下の動画中にある、「銃を持つ男の前で、警官は空に向けて威嚇射撃をした。その直後に犯人から撃たれて死亡」などは、日本以外にあり得ない対応である。

あさま山荘事件で死亡した民間人は野次馬でなく、少し頭がイッてしまっていた男である。