2562 Radio Era | 国内規制適用外

国内規制適用外

日本製輸出仕様と実銃

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独り言  

by  ニシケンさん

 

 

 

 

 

1959   SONY  \ 9300

 

1959年は昭和34年。あの頃の9300円は大変な額だった。

調べると、当時はキャラメル1箱20円、銭湯が16円くらいと出ている。今は東京の銭湯が520円なので、キャラメルが相対的に高いお菓子だったことになる。昭和30年代は日本が急激に豊かになった時代だが、子供の頃20円もする高価な菓子は買った記憶がない。

 

 

100円硬貨が発行されたのは、1957(昭和32年)。

 

 

「ラジオのまわりにみな集まって」との宣伝文句が、時代を感じさせる。

今はテレビの前に人が集まることもなくなったが、昔はラジオが素晴らしい娯楽であり、時間になると皆が胸ときめかせてその前に集まった。

ドラマなど実際に画像でシーンを作るのではなく、聴取者が音から頭の中に映像を描くのだから却って臨場感が凄かった。

 

 

Hi-Fi と謳っているが、まだFM放送など存在しなかった。

都市部を除いてはNHK以外の放送がなかったような時代に3万円前後するこんな大型ラジオを買ったのは、いったいどれほどの金持ちなのだろうか?

 

 

 

少し大型のTR72が\23900。小型のTR55は\18900。どちらもかなりの高額商品だ。

ラジオの前に皆が集まって聴く時代から、個人用のラジオに代わっていった頃の広告。

モデルは浅丘ルリ子さんである。

 

 

 

 

 

 

 

もう少し背景を整理すれば良いのにね。少し生活感が出すぎている。内容は納得できる。

 

 

警官は3発被弾。ボディーアーマー着装のため負傷せず。犯人死亡。

 

 

 

 

アグネスチャンは嫌いだが、この真似はうまい。