雨漏りを耐えた結果 | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

和歌山・霊峰高野山の麓 
お裁縫屋『手仕事工房SUNNY☀』
橋本市高野口町向島 09030394300
⚠R24 名倉東交差点は右折禁止⚠

4/17㈭9時〜6時


さにーです。


私がお店を始めた時、お隣のおっちゃんは息子さんの所へ行かれて空き家でした。

時々、お直しを持ってきてくれたし、空き家の様子を見に来た時は声をかけてくれていました。

空き家の先々を心配している事は私も聞いていました。


市の空き家バンクに登録する事も聞きました。

今はよく耳にしますがその時はまだ

「空き家バンク?何それ?」でした。

※お隣は市の空き家バンク第1号登録


お隣の樋が傷んでいるので、雨が降ると大変な事になります。



お店裏口に雨水が流れてきて

水たまりが出来ます。

お店の営業日には、お天気関係なく
通路(通路の上で隣と繋がっている)は欠かさず掃き掃除をしています。

毎日掃き掃除をしていると、些細な変化に気づきます。上から土壁が落ちていたり、年々雨漏り箇所が広がってきたり。
ここでお店を始めて丸5年。
ジリジリと朽ちてくる通路の掃き掃除をしながら、何度ため息をついたか。
「お願いだから壊れないで。」と毎日願いながら掃き掃除をしました。


お隣息子さんと2/23(金・天皇誕生日・大雨)に会い、初めてお隣に入りました。

雨の日で良かった。

これまで、いったいどうなっているのだろう。。。と思っていた謎が解けました。


買い取りの話しが進み、3/8㈮に市役所会議室で担当課職員さん立ち会いのもと、お隣息子さん・司法書士さん・夫で売買契約をして、鍵を頂きました。


そのうち壊れるかも。。。。
この先どうなるのだろう。。。。

私はお店を続けられるのだろうか。。。。


漠然とした激しい不安から開放されました。