肩の力が抜けました《手芸ブームの社会的背景》 | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

和歌山・霊峰高野山の麓 
田舎町のお裁縫屋
『手仕事工房SUNNY☀』
橋本市高野口町向島 09030394300
※R24 名倉東交差点は右折禁止です※

4/21㈮9時〜6時

★5/27㈯多肉植物&山野草 軒先販売


さにーです。


「さにーさんのお店に似合うと思います❤」


と、シャドーボックス(ヨーロッパ発祥の紙を使った手芸)を頂きました。めっちゃ嬉しい✨

ありがとうございます✨


昭和の高度成長期に手芸の爆発的ブームがありました。

ブームには社会的背景があります。

箇条書きで解説します。

・高度成長期 大家族から核家族へ

・団地暮らしが増える

・高度成長期の夫は企業戦士で家にいない。

・『うさぎ小屋』と呼ばれる団地の白い壁の小さな部屋に、それまで田舎でのびのびと暮らしていた若い妻達(専業主婦)が閉じこもる。

・ノイローゼ妻が増える。今でいう鬱病なのかな。

・白い壁の無機質な部屋の中を、明るい色の布や毛糸で飾るようになり、

電話カバー

ドアノブカバー


のれん

などが大流行しました。


・団地内で交流が始まる

・公民館や文化教室などに発展

ざっと、このような流れです。


時は流れ令和になり『ハンドメイド作家』が増え続けています。

手芸(ハンドメイド)は裾野がとても広い世界なので、入りやすく気軽に始められますが、落とし穴がたくさんあるし、青木ヶ原樹海のようなゾーンも確実にあるので注意が必要な世界だと思います。


ハンドメイド作家が起業戦士のように感じる時があります。

気をつけて!

と言っても、私の声は情報の渦の中に埋もれてしまいます。

どうすれば良いのだろう。。。。

と、これまでずっと考え続けてきて

やっと答えが出ました。


↓↓↓ 


手芸を楽しんでいるいつもの私を、

いつも通り発信するだけ。


肩の力が抜けました。