編むこと、縫うこと、そして織ることは? | 編・縫・織の暮らしの中で

編・縫・織の暮らしの中で

高野山ふもとにある織物の町に生まれ
糸や布に囲まれ育ちました。

和歌山県橋本市高野口町
洋服お直し
手仕事工房SUNNY店主

地域衣料サポート・糸布製品お直し

手仕事工房さにーです。


和歌山 高野山麓

橋本市高野口町向島223ー8
09030394300
5/28(金)9時~6時

私、
編むこと・縫うこと どちらにも関わっていて、生まれ育ったのが織物の産地なので、実家に帰ればこういう機が普通にありますが




高野口産地は工業用織機がメインなので
手織り機で織っている事が特殊なのです。
再織は工業用と手織りと2つの生産方法があります。
この説明で意味わかるかなぁ。
余計に混乱しちゃうかも。
とにかく説明が難しい産地なのです。

手編み業界でいた時、毛糸見本帳の中に
(見本帳って、こんなのです↓)

高野口で生産されているファーを見つけたとき、地場産業に関わりたいと思い手編み業界を辞める事を決めました。
30才過ぎだったと思います。

今から20年くらい前です。
その頃から産地の中でゴソゴソ動いてきました。

20年前の高野口産地。
とにかく怖かったです。
……… (  ̄- ̄) ………………

若気の至りなのか怖いもの知らずなのか。
自分で怖がりって言うてるけど、ホントに怖かったら行かないので、怖がりなのか何なのか自分でもわかりません。
スズメバチを捕ってそう思ったもんね。

せいちゃんも
お前がよく捕ったなー( ; ゜Д゜)と驚いてました。

私、頭が悪いのよ。
言われなくても自分でわかってるよ。
さにーちゃん、バカだな。やり方下手くそ。私ならもっと上手く動けるのにって思っている人がいることも知ってるよ。

高野口産地の事を表面上しか知らないから、そう思うのよ。って言いたい気持ちになるんだけど。言ったところで仕方ないので黙っています。

高野口産地は毛足のある布を得意とする産地で、布帛(織の布)とメリヤス(編み布)この2つの技術で同じように見える布を生産している産地で、世界的に珍しい産地と言われています。

私は編むこと、縫うことと2つのスキルでモノ作りをしています。
時々、すごいね とか言われますが、2つの技術の産地で育ったからなのか、自分では特別な事だとは全く思っていなくて。

手織りはやっていません。
私、手織りはやりません。 ( `д´)
このようにかわいくない態度なのです。
高野口産地の手織り再織には色々思うところがあって頑なに心を閉ざしているのですが。。。

だんだん親が年老いてくると、心を閉ざしているのも良くないのかな、と最近は思ったりしていました。そう思っていたところ


手編み業界先輩が
さにーちゃん、お母さんが元気なうちに
再織を習っておけば?
後々、後悔しないようにね。
と連絡をくれました。

それから自問自答を繰り返していました。
(コブクロの曲みたいだね)
答えを出すことから逃げていた気がするので、手編み業界先輩からの連絡は有り難かったです。

出した答えは。

私はお母さんが一日も長く布を織れるよう、サポートする側になる。
つまり、再織との関わりはあくまでお母さんのサポートであって私の持ち場ではないです。他の部所の仕事、って感じかな。

お母さんは工業用と手織り2つのスキルがあります。どうしても受け継いでおきたいスキルがいくつかあります。(手織り<工業用)私はそれを受け継いでも発揮できる場所がありません。


今日のブログはグダグタだね。
何を言いたいのか、よくわからなくなっちゃった。
だけど私はご機嫌なのです♪ (о´∀`о)

ちょっと疲れました。
明日は工房もブログもお休みさせて頂き完全OFF日です。とは言え年寄りのお世話なので、違う意味で疲れそうです。
上手に楽しんできます♪

日曜日は営業します (*´∀`)ノ