シンザンについていまさら述べることもなかろう。
私はシンザンに会った事がある。
1979年(昭和54年)夏のことだ。
大学3年の時、青森でゼミの調査があったついでに、車で北海道1周をした。
メインは牧場巡りだった。
最初にテンポイントのお墓参りをして、となりの吉田権三郎牧場を訪ねた。ちょうどその春に
生産馬でありオーナーのカシュウチカラが天皇賞(春)を勝ったばかりで上機嫌だったオーナーの吉田権三郎氏が自らスクーターで先導していただき牧場内を車で回った。焼き肉までご馳走になった。そして、ハイセイコーに会い、そのあと静内谷川牧場でタケホープとシンザンに会えた。まだまだ元気でした。
写真撮ったんだけど、何回かの引っ越しで、アルバムどこに行ったのかなー。
だから、カバー写真は菊花賞のシンザンを拝借。
そうそう、静内の場外馬券売り場に行きました。函館競馬でヨウキヒという名の馬の単勝勝ったのを覚えています。懐かしい。
わたしは若かった・・
あれから、40数年になるのか・・。
といって、日曜の反省をごまかす。酷い結果に終わり、月曜の中山行は取りやめにした。
<シンザン記念>
1⃣ 1 ・・テイエムリステット
新馬は芝で惨敗もダートに転じなかなかの差し脚を見せている。近親にスズカコ
ーズウェイ、カデナとおり距離は伸びてから良さそう。
1⃣ 2 ・・ノボリショウリュウ
12月の阪神1400m新馬戦、2番手から4角早雨に先頭押し切った。兄姉はダー
トで走ったが同馬は父がリアルスティールで芝向きであろう。変わり身をどうみ
せるか。
2⃣ 3 ・・タイセイレスポンス
札幌で未勝利勝ちし、もみじS、秋明菊賞と好位から渋太く脚を使い堅実という
感じ。集中力に欠き、血統的にも1400m以下が守備範囲ではないか。
2⃣ 4 △デルシエロ
阪神1600m新馬戦、好位インから伸びてハナ差競り勝つ。萩Sは見せ場がなか
ったが、秋明菊賞、万両賞と後方から鋭く伸び3着と好走。近親兄弟に目立った
活躍馬はいないが、血統的には長い距離も対応できそう。
3⃣ 5 ・・ノーブルロジャー
東京1600m新馬戦、逃げ馬を2番手マークからビッシリ競り合いに持ち込み
勝利した。父パレスマリスはアメリカGⅠ2勝の中距離馬。母父もアメリカ馬。
一概にアメリカ馬をダート馬と決めつけるのは違うが、血統的には興味深いもの
の、勝ちっぷりは平凡に感じる。netkeibaの想定オッズでは1番人気だが。
3⃣ 6 △ラーンザロープス
札幌新馬戦ではラヴスコールに差された。3,4着馬も勝ち上がっており、そこ
そこレベルは高かった。2選目をゴール前きっちり差し切って勝ち上がり、サフ
ラン賞では少頭数の離れた最後方から良く伸び5着と底は見せていない。兄姉た
ちはすべてコンスタントに走っている。
4⃣ 7 ・・タイキヴァンクール
新馬は逃げ一杯3着、京都1400m未勝利戦は一転後方から追い込み2着、続く
同条件の未勝利戦は好位から抜け出した。上り時計が劣り血統的にもマイルでは
苦しいとみたとおり朝日杯はインから差を詰めただけに終わった。
4⃣ 8 ・・ゼルトザーム
新馬は函館ダート1000m戦、好位からピッチの良い差し脚で快勝。次走函館2
歳S重馬場は10番人気、5番手から直線、素晴らしい闘争心で差し切る。京王
杯では〇印を打ったが惨敗。兵庫JGP、全日本2歳優駿とダートを2戦したが結
果は出していない。芝マイルでは推せない。
5⃣ 9 ・・アルトゥーム
中京新馬戦1400m、スローの上り勝負、中位から外を回り2着馬とびっしり競
り合いに持ち込み勝ち上がる。母はスプリンターズS勝ち馬スリープレスナイ
ト。1600mは少し長いとみた。
5⃣10 △バレルターン
阪神新馬戦1600mでは好位から直線勢いよく抜け出したが、デルシエロにハナ
差競り負け。つづく京都の未勝利戦では同じように抜け出し快勝。母も兄トウセ
ツもダートで活躍も、リオンディーズが父でオールラウンダーだ。
6⃣11 △シトラール
6月東京新馬戦1800m、中位から伸びあぐね3着。2戦目新潟戦は競り負
け、東京戦で好位から抜け出し勝利した。ルージュバック、ポタジェの下、父が
スワーブリチャードに変わり、一瞬の脚良いものあるが、様子をみたい。
6⃣12 ▲ケーブパール
京都牝馬限定新馬戦1400mでは、長い脚を繰り出し鮮やかに勝った。追い込
み馬に限らずこういう印象に残る勝ち方は大事にしている。そんなことで1番人
気になった白菊賞では不利もあったが33秒台の脚を使ったものの力負けのよう
な気がする。母ハナレイムーンも差し脚が魅力の馬で父ブリックスアンドモルタ
ルと血統も魅力。男馬相手にはどうか。
7⃣13 ◎エコロブルーム
重馬場の東京新馬戦1600m、内目から盛り返して3着。良馬場の2戦目、じっく
り射程圏にいれ4馬身差の楽勝だった。ラーゴムの下で全兄スパイダーゴールド
も中距離得意だったが、この馬はマイルも対応できそう。
7⃣14 ・・ウォーターリヒト
京都新馬戦は見どころなく敗れたあとも2000mばかり使い続け徐々に良化、4戦
目阪神で勝ち上がるも、やや平凡。
7⃣15 ・・フェリーニ
1番人気だった京都新馬戦は重馬場を苦にしたか9着惨敗も、良馬場の2走目は
逃げ切った。エリザベス女王杯でスタート直後落馬したボルトフィーノが祖母。
マイルは合っていると思うが、ここを勝ち切るとなると苦しいか。
8⃣16 ・・ショーマンフリート
9月の中山新馬戦1600m、好位から外目に持ち出し、競り合いに持ち込むも坂
を上がってから2馬身突き放す。父スワーブリチャード、母父シューニーは短距
離馬でどうか。
8⃣17 〇ナイトスラッガー
京都新馬1600mは好位からもたついていたが、最後良い脚を見せ2着。中京未
勝利戦では好位から抜け出すと残り100mから素晴らしい瞬発力を見せ突き放し
た。母はCBC賞を勝ったトウホーアマポーラ、叔父に菊花賞馬トウホージャッ
カルがいる以外コンスタントに活躍馬はいないが、この馬の末脚は魅力十分だ。
8⃣18 △メイショウサチダケ
少頭数の阪神新馬戦1400mを危なげなく逃げ切った。つづくデイリー杯も逃げ
たがラスト一杯になり5着だった。母系は平凡だが、父アドミラブルは青葉賞を
勝ってダービーで1番人気に推され追い込んで3着。その後は脚部不安で復帰で
きず引退し、今年の新種牡馬。注目している。
*参考* 回避馬
△キャプテンシー
札幌新馬戦1800mはパワーホール(札幌2歳S2着)と競り合い、4馬身ちぎら
れラストも一杯だった。未勝利戦2着を2回続けたと、阪神マイルでようやく逃
げ切り勝ちを収めた。ヴィクトリアマイルの覇者アドマイヤリードの仔で本格化
はもう少し先にも思えるが。
・・ニシノコイゴコロ
距離を延ばした2戦目で差して2着、3戦目新潟で長くいい脚を使い未勝利脱
出。1600mのベゴニア賞、ひいらぎ賞では見せ場なく敗れているあたり、距
離不足とスピード不足。
・・ハッピーサプライズ
新馬戦(福島)後方からインを突き抜け出す。つづくダリア賞、カンナSとも後
方のまま。さらに使い続けいいところなし。
****WIN5****
中山9R 7,9
京都10R 10
中山10R 1,9
京都11R 13,17
中山11R 6
さてさて、パソコンの調子が悪くて買い換えたいので、真剣に儲けを考えよう。