茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
「素直に祝福ワーク」に関する記事の続きです。
前回のブログをアップしてから、
また色んな事や気づきがありました。
娘が、わたしの実家に泊まりたがったので
着替えや薬を持たせて
祖母（←わたしの母）と娘が帰った後に
再び息子の熱が急激に上がって
ぐったりし始めました。
呼吸も浅くなって、
熱にうなされて苦しそうで
時折咳き込むので
救急で診てもらうことに。
それからタクシーに乗り
すぐにかけりつけの病院に着いたものの
NICUで緊急手術が入り
そこから二時間半、診察を待つことになりました。
静かで、息子を抱いたまま
ヘタに身動きを取れない空間の中で
ぼうっとしていたら
ふとこんな文言が
頭の中に浮かびました。
『自分（だけ）が何かを得ようとすることをやめよう』
浮かんだ瞬間に
グサッと胸に刺さるような心地がして
ハッとしました。
ここ数年、最も思い悩んでいた
想念の核。
あぁ、これだ。という確信がありました。
道徳の教科書にでも書いてありそうな
「損得で人と付き合うのはやめよう。」という
文字にすると、当たり前すぎる言葉。
けれど、
損得抜きに付き合うことが
いかに難しいか。
自分で仕事をするようになってから
それを痛感しています。
元々は、ただただ純粋に
目の前の人に対して
「わたしができることは何だろう」と
考え、行動するために
仕事を始めたはずなのに
現実問題として
与え続けることが苦しくなったり
明らかに奪われた時は
ドッと疲れが出たり。
等価交換は、実際成立しにくいことに
もどかしさを感じたり
損得勘定でいる自分に罪悪感が募り、
損得抜きでいる人に、背徳感を感じることも
よくあり、
「わたしができることは何だろう」という考えやそれに基づく行動がブレる出来事が
よくあったなと思い返しました。
けれど、ブレることで
損得勘定では長期的に苦しいし
不自然だ、ということに
今回気づいたんだと思います。
そして、わたしの揺るぎないポリシーについて
思い出しました。
それは
スンニャターヨガ を通じて
自分を識り、赦すこと。
それが、スンニャターヨガ の
最大のベネフィット（体験する人が得られる利点）であるということ。
無事、息子も大事には至らず
家族みんなで助け合いながら
快方に向かっています。
素直に祝福ワークは、
何かに感謝するとか愛する行為よりも
フラットに冷静に取り組むことができるため
自分自身の気づきも
抵抗なく受け入れることができています。
「わたしにできることは何だろう」。
そう、自然に考えられる人間関係を
もう一度築いていこうと思います。
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