茨城県牛久市で、瞑想の為のヨガ「スンニャターヨガ」を主宰しております、茂木敦子です。
阿蘇での徒然を記すこのシリーズ。
その1 「南阿蘇へ行ってきました」はこちら。
毎日の予定は、みんなそれぞれ朝風呂や朝ご飯を済ませたあとに決めていました。
「やりたいことを、やりたいようにやる」練習です。
その日はわかめちゃんのリクエストで、「動物をさわりに行く」ことに決定。
南阿蘇には、大小さまざまな動物園があります。
ガイドブックで調べて、「フェアリーテイル」という小さな動物園へ向かいました。
「フェアリーテイル」さんのホームページはこちら!
そこへ行くまでは、正直それほど興味は無かったのですが^^;行ってみてとても驚きました。
そこにいる生き物が、とっても元気なのです。
動物園の生き物って大体ぐったりしている印象がありましたが、一気に覆されました^^;
ゲートをくぐると、ヤギのクロベエさんがお出迎え。
柔らかい野草を、もぐもぐ食べます。
優しい瞳をしていて、すぐに好きになりました。
納屋に入ると、ウサギがいました。
私は生き物の中で一番ウサギが好きなので、大興奮してしまいました。
スタッフさんに膝の上に乗せてもらい、ニンジンをあげました。
これは「かわいすぎるよ。。。」の表情です。
それから、白いウサギとチェンジしたり、違うウサギをだっこしていた女の子と談笑したりして、気づくと1時間経っていました。
その頃、こーいちろーさんとわかめちゃんは納屋の外で犬とふれあっていました。
ずーっと寝ていて、ピクリとも動かなかった犬をじーっと見ていたら。。。
急に起き上がり、激しくほおずりしてきたそうです^^
私は大きめの犬が苦手なのですが、このふわふわした犬はとても優しく接してくれました。
私も納屋を出て、外を歩き回っていたら黒いブタが昼寝していました。
わかめちゃんが冷たい土をかけてあげたら、気持ち良さそうに表情をゆるめていました。
そのあと、ブタはわかめちゃんの後を何度も追いかけていました。
ヤギの赤ちゃんは口が小さくて、ニンジンを小さく砕きました。鳴き声がか細くて、とても可愛いです。
たまにヤギのお母さんが偵察にくるのですが、少しこわかったです。
園内の生き物たちは、みんな仲がよい。
昼下がりのささやかな時間でしたが、心や身体の変化はとても大きかったように感じます。
やさしい気持ちでいっぱいになり、過去に置き去りにしていた「悲しい感情」や「苦しい感情」が消えていったのです。
私の心にいつの間にか棲みついていた「笑うことや楽しむこと、遊ぶことへの罪悪感」が、無くなっていったのです。
自然と表情が豊かになり、リラックスして、気づけば笑顔になっていました。「幸せだな^^」と素直に感じられる。
私はよく「ウソのようなホントの話」をしますが、これもその一つ。
愛されている生き物とふれあう時間は、何歳になっても楽しくて、優しい気持ちにしてくれる。
幼稚なことでも、はずかしいことでもなくて、大切なこと。
「興味がない^^;」と言いつつも、本当はやりたいことのひとつだったんだなと気づきました。
やりたいことを躊躇無く引き出してくれ、連れて行ってくれたわかめちゃん、こーいちろーさんに、とても感謝しています。