どんなお悩みかというと、一言で言うと
「犬同士の相性が合わない…」
というお悩み
理由は様々で、
・年齢差
・大きさ
・物理的な力の差
・エネルギー量の差
・性別
・去勢避妊の有無
・相性
などなど考えられることはたくさんある。
その中でもここでの一番の理由は、
「遊び方の違い」
ここのお宅は先住犬のシーズーとトイプードル、猫が2匹(本当は3匹だが1匹は関わらない)いる。
そこへワイヤーフォックステリアのパピーが入ってきた
人間で例えると…
※以下、本当のタイプというより分かりやすく盛ってますw
①シーズー
→昼寝をこよなく愛するまったり系
②トイプードル
→ヒョロヒョロアニメ大好きオタク系
③ニャンコA
→世話焼き頼れるアニキ系
④ニャンコB
→シャイな爽やか先輩系
⑤そして新人ワイヤーフォックステリアは…
→プロレス大好き肉食女子(爆)
※◯田沙保里系
はい…
絶対嚙み合わねー∑(゚Д゚)
もちろん多頭だろうが1頭だろうが、パピートレーニングの基本である
・飛び付きの抑制
・吠えの抑制
・噛みの抑制
・ハンドリング
・社会化
・トイレトレーニング
・ハウストレーニング
・留守番トレーニング
・お散歩トレーニング
・イタズラしていいもので遊ぶ
・呼び戻し
は必須‼️
それプラス上記のメンバーで仲良く暮らしていかなければいけない。
まさにシェアハウス(笑)
でもこの状況は非常にラッキーでもある
確かに難しい案件だけど、裏を返せば色々なタイプの子との付き合い方をジックリ学べるってこと
そうすれば外で色んな子とあっても上手に付き合うことが出来る
「挨拶するだけ」も出来るし、相性が良ければ「遊ぶ」ことも、逆に嫌いなタイプであれば「避ける」ことも出来るし、嫌ならちゃんと「やめて下さい」も言える
多頭飼いで意外と怖い落とし穴は、とても相性の良い子同士である事
そのこと自体はもちろんラッキーなことだけど、飼い主さんがそこをどう理解するかでこの先の道は変わってくる
悪い方に出ると、その子はこういうイメージを犬に持つようになる…
「犬はみんな大好き!」
「みんなも私(僕)を大好き♪」
これが危険だし、こういう子もたくさんいるよね
こういう子は極端な言い方をすると、
「犬嫌いの犬を作り出す加害者になり得る」
ってこと
更にそれを加速させるのが、近所の知ったかオバさん&知ったかオジさん達の名台詞‼️
「犬は犬同士で学んでいくから、犬に任せてればいいんだよ!」
と、一方的に追い掛けさせて犬嫌いの犬を量産していく
あ!
あとこんな名台詞もよく聞く‼️
「うちの子は犬、大丈夫だから!」
と、グイグイ近付けてくるオジちゃんオバちゃん
大丈夫かどうかを決めるのはお宅の犬じゃない!こっちが決める事ですけど??
ついでにもう一つ毒を吐くと(爆)、
「私は飛び付かれてもいいの!犬が好きだから♪」
って、無闇に興奮させてくるオジちゃんオバちゃん…
決めるのはあなたじゃありませんよー!
こっちは飛び付かせたくないんですよ?
あんだすたん?
だいぶ話は飛んだけど、いつになったら日本の犬事情は変わるのか
イヤ。
着実に変わっては来てるんだけど、ヤキモキする
どうか犬に対して
Don't Look (見るな)
Don't Talk (話しかけるな)
Don't Touch (触るな)
の心遣いを持ってほしい…
え?
厳しい?
本当?
じゃぁあなたは見ず知らずの人に、
見つめられ
話しかけられ
触られて
心地いい?
ただの強引なナンパだよね?
セクハラで訴えられるよ?
自分だったら本当に好きで、好かれたいなら絶対しない!
人と長く生きてきたから極端に痛みや警戒心が鈍感になってしまった犬だけど、それでもやはり繊細な動物なんですよ。
人間だって嫌な気持ちになるのに、なぜそれを犬にはやるの?
!?
話がどんどんずれてる…


多頭飼いの悩みだったよね…


そんな噛み合わないシェアハウスで、肉食女子はどう生きるのか!?だね
前回までのトレーニングで、ひとまず最低限のマナーは理解してきたので、今回は初めて①~④のメンバーの中に⑤を入れてみました
ここで③の世話焼き頼れるアニキ系ニャンコが大活躍
新人のプロレス大好き肉食女子と渡り合っているではないか(笑)
猫なのに(爆笑)
こいつすげー
イヤ。
冗談抜きでこの子がいなかったら、本当に成り立たなかった。
この子のおかげで、この子がクッションになってくれてるから、全くタイプが逆の①と②への当たりが和らいだ!
もちろん①と②にもプロレスを仕掛けてしまう事もあるので、その時は罰っするがほんの2~3回で理解してくれた
更にアニキ系ニャンコと激しく遊ぶ中、まったりしている①と②にぶつからないように・もしくは「ウザいなぁ」と思われない位置で遊ぶ事。
それからさすがに相手が出来なくなってきて休みだしたアニキ系ニャンコに、もうしつこく遊びを誘っちゃダメだと言う事を伝えた!
↑↑↑
もちろん日本語じゃないよ?犬語でね。
犬語はアニマルコミュニケーションでもないからね(笑)
それに飼い主さんが驚いて感動してくれた
そしてこんな事を言っていました↓↓↓
「犬をもう少し下に(知能がもう少し低いって意味で)見てました…。こんなに細かい事が伝わるんですね!?」
と
超嬉しい言葉!
そうそう!犬って凄いんですよ
何度も言うけどアニマルコミュニケーションではなくて(否定ではなくてね。「話す」って言うとACと思われちゃう事が多いから)、ちゃんと犬とは話せるんです‼️
何の制限もなく同じ空間で穏やかに過ごせる『家族の一員』までもう少し
また次回のトレーニングが楽しみだな
結局主役のワイヤーフォックステリアの写真がほぼなく、1番の立役者であるアニキ系ニャンコの写真です(笑)


