今回はクリーンエリアを出てからの入院生活を書こうと思う。
ようやく落ち着いた移植後の生活
クリーンエリアを出た後は、GVHDを防ぐためにステロイドなどの免疫抑制剤を飲む生活になった。
GVHDには急性と慢性があり、急性は移植直後に起こるもの、慢性は時間が経ってから現れるものだ。
私はプレドニンとプログラフという免疫抑制剤を服用していた。
プログラフの前はネオーラルという薬を飲んでいたが、より強いプログラフへ変更された。
ネオーラルは独特の臭いが強い薬だったので、その点では変更になって助かった。
しかし、薬が強くなったということは良い話ではない。
急性GVHDが強く出ているということだからだ。
GVHDが皮膚だけで済めばまだいいが、内臓に及ぶと命に関わる。
素直には喜べない…
退院まではまだ長い
免疫抑制剤を飲んでいるため感染症にかかりやすく、クリーンエリアを出ても病棟内で生活することに変わりはなかった。
移植後は約100日入院すると説明されていた。
クリーンエリアを出ても、まだ2か月以上も残っている。
その間は病棟から出ることもできない。
コンビニにも行けないし、外泊も許可されない。
一番つらかったのは痔
この頃には吐き気と下痢は少しずつ治まり始めていた。
一番つらかったのは移植前から治っていない痔だった。
大きさもほとんど変わらず、痛みも全く引かない。
ベッドに座っているだけでも痛いのだ(;゚Д゚)
診察で担当医に聞いてみた。
「これ、治るんでしょうか……」
「うーん。免疫力が戻ればすぐ治ると思いますよ。」
免疫力が戻っても免疫抑制剤を飲んでいるんだけど、本当に治るんだろうか…
毎日の採血は続いていたが、それ以外は比較的落ち着いた生活になっていた。
もう抗がん剤の点滴はない。
グランで無理やり白血球を増やすこともない。
移植前には想像もできなかったほど穏やかな毎日だ。
この頃になって、ようやく持ち込んでいたゲームで遊べるまで回復した。
ちょうど新作の発売が発表された頃だった。
「発売日までは生きていたいなぁ。」
そんなことを思いながら、毎日を過ごしていた。
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