退院後は、口の中が荒れている状態が続いていたものの、その他は特に何も問題なかった。

入院中にずっと続いていた痔も、あんなに大きかったのに、いつの間にか小さくなってなくなった。

体の状態としては、このときが一番落ち着いていたかもしれない。

 

そんな中、ある日突然左腰に少し痛みを感じるようになった。

また、少ししびれもある。

このときに感じた不安のせいで食欲がなくなり、ご飯が喉を通らなくなった。

痩せていたのに、更に体重が減ってしまった。

 

白血病発症前と同じ症状

ただの腰痛ならそこまで不安になっていなかったと思う。

でも腰痛には嫌な思い出があった。

 

実は白血病と診断される3週間ほど前に、左脚を引きずらないといけないほど、左腰と足の付け根が痛くなったことがあったのだ。

軽い腰痛なら、病院嫌いの私は通院することはない。

ただ白血病直前の腰痛は相当ひどく、近所の整形外科を受診した。

 

「あー、運動不足の体してるねぇ。」

そこの整形外科医に言われた。

「最近の若い人はみんなこんな感じだねぇ。」

レントゲンで骨に問題がないことを確認し、腰のサポーターとストレッチを紹介されてその時は診察を終えた。

 

ただ、最後に気になることを言われていた。

「顔色悪いけど、何か病気してないよね。」

 

目の下の裏側まで確認された。

後になって知ったことだが、白血病にかかると腰痛が出ることがあるらしい。

このときに整形外科医がもう少し踏み込んで調べてくれていたら…

目の下の裏側まで確認してくれていたのに…

そう思うこともあるが、それは難しいことだったんだろう。

再発への恐怖

そういうことがあって、退院後に腰痛が出たときは不安になって食欲がなくなったのだ。

結局その腰痛はいつの間にか治まった。

腰痛が出たのはその一度だけで、その後は再発していない。

 

腰痛と言っても原因はさまざまだ。

多くは別の原因によるものだと思うが、私のように白血病が原因で起こることもある。

 

普段とは違う痛みが続く場合には、一度医療機関で相談してみることをおすすめしたい。

 

 

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