今回は飲み薬について書こうと思う。(いや、思っていた…)
これまでブログでは抗がん剤の点滴や骨髄穿刺などの話が多く、飲み薬についてはほとんど触れてこなかった。
さすがに当時の記憶も曖昧になってきたので、初代おくすり手帳を引っ張り出して見てみた。
最初の病院を退院した時の処方内容が貼られていた。
そこにはこう書かれている。
1日の服用量
・プレドニン 5mg 8錠(ステロイド)
・ジフルカン 100mg 1錠(カビ予防)
・ガスター 20mg 2錠(胃薬)
・バクタ 2錠(抗菌薬)
少ない。
思ったよりずっと少なかった。
もっと大量の薬を飲んでいた気がしていたのだ。
今では23種類
では今はどうだろう。
最近処方された薬を数えてみた。
なんと23種類。
(;゚Д゚)
薬局みたい…
白血病そのものは再発していないが、その後のGVHDや様々な症状への対応で薬はどんどん増えていった。
薬をほとんど飲まなかった私
実は私は白血病になる前、ほとんど薬を飲まなかった。
風邪をひいても基本は自然治癒。
「薬に頼りすぎると、いざという時に効かなくなるんじゃないか」
そんなことを思っていた。
お酒はたまに飲む程度。
タバコは吸わない。
食事もそれなりに気を遣っていた。
そんな私が突然大量の薬を飲むことになった。
ついに「いざという時」が来たのだ!
便秘との戦い
そして薬を飲むようになって起きたこと。
それが便秘だった。
病気になる前は便秘で困ったことなどほとんどなかった。
ところが入院生活で環境が変わり、さらに副作用で便秘になりやすい薬も加わる。
便秘薬も処方されたが思ったほど効かない。
私は何度もトイレへ行っては、諦めてベッドへ戻る生活を繰り返していた。
ある日、あまりにも辛くて看護師に相談した。
すると、
「硬い便がフタをしていることもあるので、お手伝いしますよ」
と言う。
お手伝い?
何をするんだろう?
と思って聞き返すと、
「指でフタになっている便を取るんです」
と真顔で言われた。
えええええぇぇぇ( ;゚Д゚)
それは嫌だ!
私は全力で便意を探し始めた。
すると、その日のうちに少しだけ便秘が改善した。
骨髄穿刺の日
そんなある日。
私の大嫌いな骨髄穿刺の日がやってきた。
時間が近づくにつれ緊張してくる。
すると腹痛が始まった。
緊張のせいだ!
急いでトイレへ向かった。
しかし、なかなか出ない。
そうこうしているうちに骨髄穿刺の時間が迫ってきた。
トイレにこもっていると、廊下から声が聞こえてきた。
「sunきりんさーん!」
「sunきりんさーん!」
しばらくすると、その声の主がトイレまで入ってきた。
私が返事をすると、
「も~、そんなところに隠れていてもダメですよ!」
と言われた。
違うんです。
骨髄穿刺から逃げていたわけじゃない。
便秘を解消しようとしていただけなんです。
しかし、その言い訳はあまり信用されていない気がした。
そのまま骨髄穿刺を受けることになった。
痛みで力が入り、終了後は止血のため仰向けでしばらく安静に。
その頃には腹痛もすっかり治まっていた。
そして便秘解消のチャンスも失われた…
今回は飲み薬について書こうと思っていた。
ところがいつの間にか便秘の話になってしまった…
飲み薬についてはまたどこかで触れていきたい。
初回はこちら↓
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