今回は大学病院あるあるを書こうと思う。

私はこれまで何度か入院を経験したが、一番長くお世話になったのは大学病院だった。

長期間入院していると、普通の病院とは少し違う特徴が見えてくる。

今回は患者目線で感じた「大学病院あるある」を紹介したい。

 

① 若手の看護師がとにかく多い

これは想像できる方も多いかもしれない。

大学の保健学科を卒業した看護師さんが、そのまま大学病院へ就職することが多い。

もちろん看護師長や副師長クラスはベテランだが、病棟で接する看護師さんは若手が中心だった。

数年経験を積んだ後に別の病院へ転職するのが普通のようだ。

 

若い看護師さんが多いので病棟は活気がある。

しかし当然経験は浅い。

採血や点滴で苦戦する場面もたまにある…

そんな時は先輩看護師がすぐに駆け付けてくるので安心だ!

でも患者としてはやはり少しドキドキする…

 

② 研修医が付いてくる

大学病院では主治医や担当医の後ろに研修医が付いていることが多い。

処置の時は横で見学しながら説明を受けている。

ここまでは普通だ。

問題はその次だ。

次回の処置では、その研修医が実際にやるのだ!

 

私は骨髄穿刺や腰椎穿刺、髄注で何度か経験した。

もちろん研修医にとっては初めての実践である。

研修医が緊張している。

私も緊張してしまう。

なかなか変な空気になる…

 

③ 医学生が診察の練習に来る

医学部の学生が診察の練習に来ることがある。

聴診器を当てたり、問診をしたりする程度だが、医師になるための勉強なのだろう。

そんな中で驚いた出来事があった。

 

ある日来た学生が、私の卒業した大学(A大学)から、入院していた大学病院(B大学)の医学部へ編入したというのだ。

その学生はA大学理学部在学中に癌を経験していた。

病気をきっかけに医学を志したらしい。

私は「すごいなぁ」と思った。

きっと患者の気持ちがわかる、良い医師になってくれると思う。

 

④ 研究への協力をお願いされる

大学病院といえば研究である。

そのため研究への協力をお願いされることが結構多い。

余った血液や組織を研究に使わせてほしいという内容がほとんどだった。

匿名化されるし、特に断る理由もなかったので私は毎回同意していた。

ただし一つだけ気になることがある。

研究結果は教えてもらえない。

少しだけ気になるのだが、それは仕方がないらしい。

 

⑤ 教授回診の人数がすごい

大学病院あるあるの中で一番インパクトがあったのがこれだ。

教授回診である。

ドラマで見たことがある人もいるかもしれない。

教授を先頭に、主治医、担当医、研修医などが大名行列のように病室へやって来る。

人数は15~20人ほど。

4人部屋だと一気に人口密度が上がる。

病室が人で埋まり、数人は廊下にはみ出している!

教授が診察を行い、担当医が病状を説明する。

 

そんな教授回診で忘れられない出来事がある。

私は教授回診の日だと知らず、大量のピーナツ入りチョコレートを口いっぱいに頬張っていた。

そこへ教授御一行が登場。

診察が終わったあと、教授が言った。

「口の中を見せてください。」

完全に終わったと思った。

私はモゴモゴしながら時間を稼ぐ。

すると教授が近くに置いてあったチョコレートを発見したらしく、

「ああ、そういうことね」

という感じで納得してくれた。

おかげで口の中を見せずに済んだ( ´Д`)=3 

 

大学病院には治療だけでなく、教育や研究という役割もある。

そのため普通の病院では見られない光景があった。

長期入院していたから見えた世界があったかもしれない。

また思い出した大学病院あるあるがあれば、そのうち書いてみようと思う。

 

あ、そうそう。

ドラマで見かける教授同士の派閥のようなものは、私が見た限りではなかったと思う。

 

 

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