今回は病院での盗難について書こうと思う。
病院という場所に対して、多くの人は「安全な場所」というイメージを持っているのではないか。
しかし実際はそうでもない。
病院では盗難が起きる。
しかも珍しい話ではないっぽい。
病院は意外とオープン
面会には受付や申請が必要な病院が多い。
しかし病棟そのものは意外と開放的だ。
私が入院していた病院では、病棟の入口に厳重なロックが掛かっているわけではなかった。
その気になれば誰でも病室のあるフロアまで入ることができる。
盗みを働こうと思えば決して難しい環境ではないように思えた。
実際に盗難が起きた
私が入院していた最初の病院でも、転院後の大阪の病院でも、定期的にこんな放送が流れていた。
「盗難にご注意ください」
最初は注意喚起だと思っていた。
ところが、実際に盗難が発生した日に病院に居合わせた。
突然、病棟内放送が流れた。
「ただいま盗難が発生しました!手荷物にご注意ください!」
いつもの穏やかなアナウンスとは全く違う。
かなり緊迫した声だった。
抗がん剤治療でみんな体力も気力も削られている。
そんな場所で盗みを働く人がいることに驚いた。
病人から物を盗むなんて、本当に最低だと思う。
患者側の対策
病院側も対策はしている。
ベッド横の小さなラックには鍵付きの貴重品入れがある。
財布やスマホくらいなら入る。
ただ、それ以上の大きさの物は入らない。
ノートパソコンやタブレットなどを持ち込んでいる人もいたが、保管にはどうしても限界がある。
また、患者は通常体調が悪く、いつの間にか眠ってしまうことが多い。
結局貴重品は持ち込まないというのが一番の対策なのかもしれない。
一番危ない時間
入院患者は基本的に病室にいる。
だから盗難の機会はそれほど多くない。
しかし例外がある。
シャワーの時間だ。
私が入院していた病院では、一度シャワーに行くと20分ほど病室を空けることになる。
しかもシャワー室の前には利用予定を書き込むホワイトボードが置かれていた。
つまり、
「○○号室の患者は今シャワー中です」
という情報が誰でも見られる状態だった。
悪意のある人間が見れば、これほど分かりやすい情報もない。
私はそれに気付いた時、
「これ、大丈夫なんだろうか…」
と思った。
入院するまでは、病院で盗難が起きるなんて考えたこともなかった。
病院には体調が悪い人、高齢の人、自由に動けない人が大勢いる。
本来なら最も守られるべき人たちだ。
だから、そういう場所で盗みを働く人には強い憤りを感じる。
これから入院する人がこの記事を読んでいるなら、覚えておいてほしい。
病院は安全とは限らない。
貴重品の管理だけは、しっかりしておいた方がいいと思う。
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