【温泉はやはり露天】
昨夜は、東山温泉である。誰かから日にちの便りが来たからではないが、退院の報奨として行かざなるまいと出かけてみた。
露天風呂が裏山の林に直結しており、いつ熊が出てもおかしくないワイルドさであった。薄暗い中で、何か動物がいると思ってしまったのは、一種のカラーバス効果だったのだろう。雨と風に揺れる白い花を、動物の顔がこちらを窺っていると見てしまったのだ。正体見たりヒメジョンである。
まあ、そのくらい自然溢れる露天風呂であった。
【温泉は二の次なのか】
不思議だったのは、入浴者の少なさである。食事会場は空いている席がないほどなのに、風呂にはいつも一ケタ程度でしかない。夕、夜、朝と3度入ったのだが、誰もいないときもあったほどだ。これは他の温泉地にも共通するのだが、温泉旅館の温泉に入らないで一体何をしているのだろうか。
人のことは言えないが、風呂場に見るご同輩は、筋肉の落ちたご老体ばかりである。平日だからといえばそれまでなのだが、現役世代は街中の居酒屋やカラオケ店の方が好みなのかもしれない。ひょっとすると宿泊客も同様で、カラオケルームや卓球場で忙しく、風呂は後回し、ということなのかもしれない。
【身上が危うい】
帰宅後、疲労で背中が丸くなる。
一番の原因は食事である。どうしてもいつもより量が多くなり、そのせいで胃腸が変調をきたす。吝嗇が祟るのである。腹具合から生活のリズムが失われ、ついだらだらと、MLBなどを観ながら寝転がって過ごしてしまう。仕事にならない。銀行での金の出し入れをしただけで終わってしまった。この調子では、身上を潰してしまうことになるかもしれない。