【浦和の富士山】
さて、上京移動時の空白時間体に何をしているかというと、大抵はボーッとしている。浦和では富士山がよく見えるんだな、とかである。スマホを見ることなどまったくない。ボーッとしながらスマホにうつむく人を眺め、あきると時々活字を読む。
【竹橋界隈の新聞】
新幹線乗車の前に、新聞を買う。家を出る前に朝日新聞はひと通り読んでいるのだが、活字で考えたいのである。
昔は日経だったりしたが、自分は資本家にはなれないと見切りをつけたのでもう読まない。読売新聞は巨人軍が嫌いだから論外であり、産経新聞は統一教会と繋がりたくないから無視である。東京新聞や河北新報などは、郡山では置いていないから、買いたくも縁がない。
ということで、毎日新聞になる。薄いので、大宮に着く頃には読了となる。
【銀座に山を持たないが】
帰りの新幹線では、今回は空也に置いてあった「銀座百点」を眺めた。銀座を地元としていないので、やはり興味の持てない記事が大半だと感じてしまう。だから、ぱらぱら眺めるということになる。
例外は、檀ふみお姉さまのワイン談義「百点対談」である。ワインの蘊蓄に興味はないのだが、話の隅々に伺える姉さんの世界観に触れるのが楽しいのである。当方の印象は檀一雄の娘というより、映画「青春の蹉跌」の肩車のお嬢様なので、視線の高さはほとんど萩原健一に重なる。敵わねえな、である。
右近と時蔵の「新春特別対談」もまあ、面白かった。
【無人島の文庫本】
それだけでは時間が余る訳で、そこでは文庫か新書を読む。今回は山本文緒の「無人島のふたり」である。いろいろと考えさせられた。ちと重い話になる。感想は次回、ということで。