恐れていた事が突然やってきた。今日付でアメリカ政府は、ネパールからの養子にビザをおろさないという決定が発表された。
最近では、私たちよりも後に書類を送った家族もReferral(養子にする子が決まったという通知)が着ていたので、私たちもそろそろかと思っていたところだ。
アメリカのこの決定は、全面的に養子受け入れを廃止したわけでわない。アメリカ政府は、養子になる子の親権がきちんと破棄されたという証明があり、その後の調査の結果証明されれば、孤児に対するビザを発行するといっている。
現実では、ネパールの子供たちが孤児であるという理由の多くは、「親による遺棄」である。それを証明する書類をネパール政府が提出できない。 ひとつの理由は、多くの親は文盲で、親権を破棄をするというプロセスの知識がない。そして、女性には、自分の子供の親権を破棄することができる人権が保障されていない。貧困のゆえ施設に子供を置いていく、病院に置いていくことが多いらしい。
養子縁組の斡旋エージェンシーに連絡したが、いままで親権が破棄されている子供のケースはネパールにほとんどいないそうだ。両親が亡くなってしまったという特殊なケースを除いては。
これからの事は、だんなと話し合いだ。我が家の娘は本当、どこにいるんでしょう。もう、いい加減、こちらにおいで。とまだ見ぬわが子に言ってみる。
わが子を迎える旅は、新たな方向に向かいそうだ。