親が遺棄したとされるネパールの子供の養子縁組をアメリカ政府が停止して2週間以上たった。その後、アメリカ政府からは、何も新しい情報は流されていない。80組のReferralのある(自分の子供が決まり、ネパールにCountry Feeを支払った)ケースに対する対処も、厳しい審査をするとだけ発表され、具体的なプロセスは決まっていないようだ。この家族たちのあせりや怒りはとてもよくわかる。やっとわが子が決まり、ネパールに旅立とうとしていた矢先の家族もいて、この先、その子を養子としてアメリカに連れて帰ってこれるか、いつそれがわかるかも検討がつかない。
今、ネパールにいて、施設にいってわが子に会い、ネパール政府側は問題なく養子縁組の書類にサインし、実質、養子縁組は成立しわが子になってもアメリカ政府からビザが下りないため、この子を連れて帰ってこれずにいる家族が10組ほどいる。2002年にもそういうケースがあり、2年間、ネパールに住み、その後再度ビザ申請をしたらしい。しかし、国外に2年間も住める家族などそうはいず、毎月施設に料金を払いわが子を置いてこなければならなくなる。それは、あまりに残酷だ。
アメリカ政府は、何をしているのだろう。それって人権問題ではないのか。
そしてReferralがまだきていない私たちのような家族は、ほぼ養子を迎える可能性はないといわれた。ネパール政府のシステムや、法律が変わらない限りアメリカ政府の基準である、合法的に孤児を孤児と証明することは今のところ不可能だといわれている。 また、親権を放棄したと認められるケースはプロセスされるといっているが、今まで、ネパールで親権を放棄したケースは皆無である。もしかしたら、これから何年も待てば、可能性はゼロではないとも思うが。。。。
というわけで、何が新たな道なのか少しづつ検討し始めている。不妊治療が失敗だった時のように、あせってはいない。ある意味、ここまでやってきているのだから、私たちの道が開けると信じているからだ。
ほかの国から養子を迎えるのか、国内で養子縁組をするのか、また、こちらのFosterCare(里子制度)の里親になり、親権が剥奪された子を養子に迎えると言う方法もある。一度は、二度とやらないと思っていた、不妊治療も今度は卵子提供を使ってやろうかとも考えている。