ブログへのご訪問ありがとうございます。
自宅の一室で助産院を開業しています、助産師のざいかわです。
11歳から2歳までの4人の子育てをしながら、地道に活動をしています。
HPはこちらclick→☆☆☆
http://sunflower-for-momandbaby.jimdo.com/
こんな記事を書きました。
これが、
なぜだかいまだに根強い人気？でして
アメブロさんの公式ハッシュタグというのがありまして、
その中の『へその緒』部門でついに1位ですって！
別の日も。
いや、
『へその緒』という公式ハッシュタグがあることに
まず驚きますが笑
こんな記事がいまだに多くの方が訪れてくださるということに驚きが隠せません…！
あまりに気になって
時々、母乳ケアに来てくれたお母さんたちにも
ふとこの話題振ることあるんです。
そしたらやっぱりいますねー
「え？おヘソとおヘソですよね？」
…
…
…
そうか。
うん。
妊娠中に
しっかり向き合える環境と機会を作らなかった
助産師の罪を感じて
同業として
深く深くお詫びいたしたくなります。
妊婦さんのお腹の中って
目に見えないから
なんとなく、で勝手に作り上げたイメージで
疑問すらも出てこないのかも。
というわけで。
1位ってのは
なんだか嬉しいもんなので笑
へその緒記念？
シリーズで今回は長さのお話しを書いてみます。
・
・
へその緒って
赤ちゃんにとっては『命綱』ですから
一つ一つに大切な意味があります。
例えば
長さ。
へその緒の長さは
およそ50〜60㎝。
なぜこの長さなのか
考えてみたことありますか？
この長さである理由です。
答えは
…
…
…
【すぐに母の胸に抱いてもらうため】
つまり。
膣を通って産まれる場合、
子宮の上側（頭側）に付着した胎盤から
産道を通って会陰から外に出るだけの長さは当然必要ですね。
そこからさらに
産まれた直後に母の胸に抱いてもらえるだけの長さが必要なのです。
子宮の大きさ（分娩直後）11㎝＋
膣の長さ7㎝＋
会陰から母の胸までの距離おそよ35cm（当社比wちなみに身長158㎝）
＝53㎝
ね？
短すぎても、届かなくて胸に抱いてもらえない。
とても短い場合は、なかなか赤ちゃんが下に降りられずにお産が長引いたり、引っ張られて心音が低下したり、途中でへその緒がちぎれたり、するケースも。
（25㎝以下の場合を過短臍帯と言います。）
長すぎても、赤ちゃんの首や体に絡まったり、へその緒に結び目ができてしまったり、自分より先にへその緒が産道に出てしまう“臍帯下垂”または“臍帯脱出”という状態になると、赤ちゃんへの血流が途絶える危険があります。
（70㎝以上の場合を過長臍帯と言います。）
そうならないように
ちょうど良い長さにプログラミングされている。
不思議です。
神秘的です。
ちなみに
長さは出産後に胎盤と一緒に娩出されてからでないとわかりません。
エコーなどでは測れません。
短いまたは長いケースも原因はわかりません。
誰のせいでもありません。
これから出産をするかたは
不安に思うより、
この自然界の素晴らしいプログラミングの神秘を
イメージしながら、
ぜひ
出産後には
おへその繋がった我が子を
そのお胸に抱いて
さらに
まだ繋がったままのおへそを
触ってみてください。
しばらくはトクトクと血液を送り込む
へその緒の拍動を感じられます。
胎盤に残った血液を赤ちゃんに送り届け、
役割りを終えた臍帯は
静かにその拍動も終えるのです。
感謝の気持ちをそっと伝えて
それからおへそをカットしてもらうと
感動もさらに高まるかも。
さあ、これからは自分の力で生きるのだよ！
独り立ち、おめでとう！！
そんな一言をいつもお産に立ち会うときは添えていました。
へその緒。
赤ちゃんとお母さんの間を繋ぐ
命綱。
ぜひ想いを馳せてみてください^ ^
ちなみに。
過去の人気記事にはこんなのもあります。
よかったら覗いていってください^ ^
・・・・・・・・・・・・・・・・・
＊現在募集中の講座＊
（青字の項目名をクリックで各ご案内記事をご覧いただけます）
＊コース開催→次回は未定
＊まつがえこども園様に出張講座 →9月18日、10月23日
お申し込みは保育園へ
＊相模台公民館様に出張講座→9月13日
お申し込みは公民館へ
次回秋以降
単発講座（募集はそれぞれの主催者様へ）
＊9月14日 くわのき助産院様出張講座
＊9月28日 厚木市出張講座
＊10月2日 相模原市南区出張講座
＊10月31日 町田市内保育園様出張講座
2回コース（募集は青字をクリック）
＊
9月21日,27日🈵、10月
9月21日,27日🈵、10月
