落ちる、ということ | 週刊さんでいリターンズ

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起業系コメントが面倒になったので(わしはまだ病院にいたいんだお)、コメントは承認制にしました。基本知ってる人のコメント以外は承認しませんのであしからず。1日10人も見にこないブログで営業しても効果は少なかろうになあ、ご苦労さま。まあ、頑張ってくれ。

堕ちるじゃないからなー。

 

日にちはぼかすが、つい最近患者様が離床したり暴走したり大変な曜日があった。

たぶん月の所為。(←適当だがないとは言えない)

 

天体運航は置いといて、外来でわしが見ている患者様も離院しそうになったところを、朝礼中のわしがたまたま見っけて止め、そりゃもう大騒ぎ。

 

ちなみに東京都某市の某E病院で患者様が離院した際には、スタッフに知らせるために音楽が流れるのだが、なんだったか忘れたから同僚だったHちゃん(ベトナム人に見える系とっちゃん坊や)にLineで

 

「離院の音楽ってマイウェイだっけ?」

 

と尋ねると

 

「”Let it be”だよ。意味的にはダメだけどね」と返事。

確かになすがままにしちゃダメじゃんww しかしマイウェイもだめだけどと切って捨てられる。

 

病院の者とすぐにわからんように着替えて上司の指示のもとグループで分かれて近所を探しに散った思ひ出。

特に近所のド〇〇のサービスカウンターにはよく尋ねに行った、、、

 

話を戻して。

離院は未遂に終わらせたが、その後も外来リハ室に来てしまったが、病棟に「連れて帰るから」と報告して、

「何で入院することになったのか」をもう一度、カルテの画像を見せながら、パンフの図解を見せながら説明する。

確か今までも何人にもに「死ぬところだったんだから!」と繰り返し言われていたはず。

 

しばらく外来リハ室でお茶飲んだりしゃべったりして落ち着いたので病棟に行くエレベータに載せ、日中の仕事が終わってから再訪すると、しょんぼりとベッドに横たわっている。

「パンフを読み終わったところ。死ぬところだった…」

 

そうだよ!皆でそう説明してるべ!

 

と思ったのだが、今までは苦しくもなかったし嘘だあ、と思っていた様子。

多分、腑に落ちたのは、カルテ画像とパンフの画像が合致したから。耳は激烈遠くて勝手に早合点するから認知症と誤認されるが、実際は理論的な方だ。腑に落ちたら、急に恐ろしくなりしょんぼりして泣きそうになっている。

慌ててこういえば大丈夫という対処法や、なぜ退院できないかを説明してご納得いただける。

 

結論としては、人間の理解のうち、聴覚からの理解は少なく、視覚を使った情報が説得しやすい、ということだな。

お医者さん、患者様にはできるだけ電カルの画像使って説明してくれまいか。

 

結論:視覚は最大だが、聴覚と中間はなんだっけ(←忘れたわしのばかやろう)