昨日夜、新幹線の中で1人で弁当とビールで生き延びたことに乾杯して家に帰って相方に無事を報告して551の豚まんで乾杯する幸せなひと時を過ごす。
次ぐ日は、都内某大学にて別の研修を受けるため、リュックと水着を背負って研修先に出かける。相方は生まれ故郷に同窓会のため出かけるという。ぎりぎりに家を出て、やっぱ道を間違えてぎりぎりに到着する。
研修のテーマは「触診」のため、水着を着用して適宜脱いで触り触られする。
わしらPTの業界は超ピラミッドで、最近やっと有資格者が1万人超したばかりだというのにここ数年は卒業が年間1万何千になったせいだかこの手の研修会には鬼のような応募があるためなかなか当選しない。不出来な新人が多いためせっかく通った研修会なのにやる気のないヤツがたくさんいて、ものっそいらいらする。
何とか我慢して家に帰る。行きは最短距離で来ただが、帰りは急がないから一番安い手で帰ろう、と思って都電に乗る。
ところがさすがにわし、ホームが2つあるのに気がつかず、逆向きに乗ってていた。終点で焦る。ここはどこだ。
よく考えれば元に戻ればいいのだが、元に戻るホームの存在がどこかわからず商店街で途方に暮れる。というか自分の迂闊さを楽しんでるだろう、わしと言う感じなのだが、その時は真剣にどうやって帰るか乗り換え案内で検索して指示通り近くにあるはずの地下鉄駅を探す。
ところが全くどこにあるか検討がつかないのだ。
とりあえずなんとか大通りに出るが、普通大通りに出ればあるはずの地図がない。人の流れに従うと地元のスーパーに行き当たる。
まずい。このままでは下町の土になってしまう。
てゆっか明日も研修だ。
携帯に地図アプリがあることを思い出して、操作方法がわからないなりに学習しながら普通に歩けば徒歩4分の道を20分かかって地下鉄最寄駅まで辿り着く。えらいぞ、わし。(←まったくえらくない)
自画自賛しながらなんとか家まで辿り着くと。
鍵がない。
・・・そう言えば、最後に着替える時、何か派手に音がした、気がした。
あれはベルトの音じゃなくて鍵を落とした音だったのか!
とりあえず研修先の責任者に電話するが、いない(涙。その勤め先に電話して連絡をお願いするが連絡が取れない。研修先まで戻っても仕方ないので家の近くで宿取るつもりで思いついた、今夜の宿泊先。(以下次号