見当識(けんとうしき)とは、現在の年月や時刻、自分がどこにいるかなど基本的な状況把握のことであるわけで、HDS-R(長谷川式テスト=認知症の評価スケール)の2問目では今日は、何年、何月、何日、何曜日ですか?と聞くわけだ。
何月何日はともかくとして、不定休だと何曜日かがよくわからん。週末という概念も最早ない。とりあえず出勤か否か、ということだけだ。明日は出勤だが、明後日と明々後日は休みだ。休み、ということは代理要請の申し送りがある。逆に他の日に休む人から申し送りを受けることもあり、自分が休む前に自分がフォローする分はいつ申し送りを受けるのだ?と気にしなくてはならないので気が休まらない。しかも休みの希望が集まらなかった日については、人が余るので誰か有給とっていいですよ、ということになったりするので突然休んだ人が出た後に、体調不良で急に休むヤツが出たりすると、その分はフォローしなくちゃならなくて大騒ぎになったりする。
まさに昨日がそんな感じで、大体において異動したばかりでほとんどのフォロー患者様と初顔合わせであるのだが、患者様の強い要望により一人目は歩行、二人目は立位をいずれも全介助で行ったら試合終了後はもう汗だくで、休息座位時SPO2(経皮的血中酸素濃度)91%、心拍数110台になっていて、夜間の息苦しさと咳が増強していた。また心臓喘息(急性心不全)かよ。
昼も息が苦しいので臨床中マスクをするのさえしんどい。熱もなく、出るのはくしゃみじゃなくて咳のみ。40過ぎてるし、Af(心房細動)ぐらいあるかもしれんしなあ、いや心電図はとりあえず異常なかったと思うが。
と思って3日間禁酒して今日はジムにもいかずおとなしくしてたのだが、ちっともよくならない。ので、夜はたくさん酒を飲んでみた。すると夜間咳そうがひどくなった・・・横になってないから気のせいかもしれんが。
こういうことがあると棺桶に1/3ぐらい足つっこんでるよなあ、としみじみ思う。どこぞの青春がどーのと言う知事だけでなく、ネットでわしらの年代向けの美容商品広告を見るだけでも腹が立つ。八つ当たりだが。
まあ、とりあえず患者さんのためなら頑張れる、病院のためには頑張らないけどなと昼ごはんを食べながら病棟で仲が良い看護師さんと励ましあっているのだが、40代ってそんな肉体的にしんどいものなのか。わしが虚弱中年なのか、あ?