今日からPT的には心リハのメッカ・某大学病院で1週間の研修をしております。
方向的にはいつもの病院と緯度はちょと遠いが経度は近いのでほぼ同じぐらいで行けた、ので朝早く出て早く着きすぎた。そしてバスの中で緊張のあまり軽く気持ち悪くなった。どうしてこうヘタレなのだろうと強張った顔でご挨拶して朝の打ち合わせに参加する。
ここでは心リハPT界で良く知られたベテラン2人に指導され、2ヶ月ごとにグループのPTが1人ずつ研修をするそうだ。まだ2年目という女の子が一生懸命ケースの説明をしている所にベテランが突っ込む。羨ましい、が自分、がやるのは辛いなあ。病名や術式は全て略語だ。MI(心筋梗塞)、HF(心不全)IHD(虚血性心疾患)は当院でも良くあるので説明はわかる。心オペ設備がない当院だが、TAA(胸部大動脈瘤)、AAA(腹部大動脈瘤)はDAA(解離性大動脈瘤)は経過観察中の患者様がいるのでともかく、CABG(バイパス術)、VRまたはVP(弁置換術)は絶対担当しないので講習の知識を思い出しながら何とかついていく。が、
「これはIEですね。はじめは炎症性の肝機能障害から・・・(後略」
あい・いー?
ごめんなさい、聞いたことがないのに黙ってました(涙
カルテから弁に何かが付いていたというのはわかったのですが。
感染性心内膜炎(Infectious Endocarditis:IE)、と自分の為に書いておく。
月曜は昼カンファだそうで、昼休みはほとんどないまま参加する。直にご退院のケースの確認である。ある患者様の飲酒の可否についての話になる。
PT「個々で閾値も違いますし、350-500mlまではいいと思うのですが」
ずきっ。
Nrs「以前かなり飲んでいたようですねえ。できれば350(ml)で収めて欲しいんですけど」
・・・ごめんなさい(涙
Dr.「BSはずっと問題ないので500まではいいって言っちゃってます」
・・・ありがとうございます。
PT「じゃあ500までで統一、ということで。」
Dr.「その代わり、つまみは厳禁ね。」
・・・気をつけます(涙
こんな話を聞いちゃったせいか、午後のCPX実習後に渡された症例のケースレポートをまとめている時、心臓の裏が痛かった。心臓性、というよかたぶん心因性の痛み。ヘタレなわし。
明日もがんばるぞー。
風呂入ってビール飲もう。
昨日まで、ビールの他にワインをバカな夫と二人で1日1本開けていましたが今日は350ml缶1本にしときます(涙