と言っても当然売春ではない。
昨日ある病院の見学と勉強会に参加したのであるが、世の中の病院のスタッフは
こんなに愛想が良いものなのか?とびっくりしていたら、R子(26才和み系)に
「これが普通。さんでいが行った病院の方がおかしい」
と言われて考えこむ今日この頃。そうかなあ。
終了後、ご招待下さった先生が飲みに誘ってくださったので、全員で飲む。
そこで「スーパーバイザーがどういう生徒を実習で落とすのか」という基準を
聞いたり(切実である)ゴールの置き方やら訓練方法の説明の難しさとかについて
真面目に話し合っていたはずなのだが、いつの間にやら
酒部の上祐くん(仮名29才)が旧オウムの上祐に似ているという話になり、彼は
「患者さんとラポール(信頼関係)が築ければ何でもいいんです。
もし患者さんのノリが悪ければ”僕って誰かに似ていると思いません?”って
聞けば、”ああーー”ってことで盛り上がりますから」
「上祐に似ているのが売りかい!」
と言うことで一頻り盛り上がったが、振り返って自分の売りを考えてみると
何も思いつかなかった。
強いて言うなら酒を飲むことぐらいだが、患者さんに酒を飲ますわけにはいかない。
おまけに強いて言うなら年を食ってることぐらいだが、踏み込んで考えると
偉そうとか恐そうとか一言余計とか負の要因が多かった。
しかも私が行った病院のスタッフが愛想がよくなかったというのは
(全員がそうだったわけじゃありません)このような職業で一方的に
愛想が悪いというのは考え辛く、というと自分の方に問題があるのではないかと
酒が醒めるとまた考え込んだりする。
うーむ、酒飲んだ時と醒めた時の差が擬似躁鬱病のようだ。
そういや、精神的な症候群もカッコいい名前ばっかりついているから
次から次へといろんなのが出てくるが、一括りに「××××」という名称で
片付ければあっという間に減るだろうな、とか言う事を考えるから
医療技術者として問題があるのか。
というわけで私の売りは「がさつ」である。
・・・そんなの嫌だ。しくしく。