今日から実習である。
「来週からよろしくお願いします」の挨拶電話をお世話になる病院に入れると
科のチーフが
「あ、来週からね。わかった、よろしくね。場所わかる?」
「はい、病院の場所はわかります」
「じゃ来週ね」
「あの(縋るように)何か持って行くものはありますでしょうか」
「お弁当持ってきてね」
「はい(いや、そういうことじゃないのだが)」
「後は常識でわかるね、白衣とかね」
「はい(常識かい)何か勉強しといた方がよいことはありますでしょうか?」
「全部。特に評価はうろ覚えじゃ困るよ」
「・・・・(涙)」
というわけで、行く前から150㌔で牽制球を投げられたようなもんで
全て常識で片付けられそうなので集合時間も服装も聞けずに
スーツ着用の上、実習ぶっちゃけレポート(上級生の丸秘メモ)を見て
ミーティング時間の45分前を狙って病院に行った。
で、朝の茶汲みと夕方の掃除をせっせと手伝った。本日のお小言は以下の通り。
1.もっと近くでみないと大事なもんがみえないだろうが。
2.ROM(関節可動域)の測り方、下手。
ううううう。媚売っても本業がお留守じゃダメじゃん。すみませんの図。
しかし聞いていたより皆さんSV(スーパーバイザー=私の教育係)をはじめ
親切だし、ほっとして帰ってきた。R子(26才和み系)と上祐(仮名29才)に
「どーよ?」とメールすると次に私が行く予定の病院に行っている上祐は
「楽しいよ!大当たり」ふむ、良かったな。次はわしだからあまり1人で
良い子にならないでくれたまい。R子は
「O島が腕橈骨筋を連れて歩いていました。あれはきっと腕橈骨筋です。
私が声をかけたら筋は隠れました」
わかる人にしかわからんメールだ。つまり前の日記でこんな話があったのだが
ヤツはまだ腕橈骨筋を切っていなかったらしい。
てゆっか腕橈骨筋から切れたらしいのだが。謎。
メールしようかとも思ったが、左片麻痺の評価項目を全部挙げる方が大事なような
気がするので止めた。そんな真面目な学生。