セイウンスカイを応援したフラッシュを見た。
作られた方をけなすつもりはさらさらない。しかしこの話が本当でも嘘でも
この手の話は競馬界にはなんぼでも転がっている。しかも名も無きファンだし。
いや、命の重さは名があろうがなかろうが公平ではあるのは重々承知だが、
例えばセイウンスカイそのものが逝ってしまう話(考えたくはないが)の方が
民衆に悲しみを持って受け入れられるはずだ。ライフサイクルの短さとか
語ることなき畜生(と言っても人間の一生より稼ぐのだが)だからとかあるけど
記号としての重さの違いというべきか。
一昨年倒れてからほとんど抜け殻になってしまったうちの親父は糖尿の気もあるので
実家に帰った時生活態度を改めるように注意を与えると
「さんでいなんか嫌いだ」
と言って引きこもってしまう。
ガキかおのれは、とも思うのだが家族にすると長生きしろよと願ってのことだが
この歳になって好きな事も我慢せねばならないのなら生きててもしょうがない
と言うのもわからんでもない。ましてや病院系に勤める予定の身、患者さんの前に
身内に訓練拒否を受けるようではみっともない。と言う訳で考えた。
朝から酒を飲むのを止めさせるには金を与えてバクチに行かせるのが適切でありそうだ。
と言うわけで「来年からは小遣いやるからバクチ行こう」と言ってみた。
ところが「最近打ちに行くのがめんどくさいんだよ」と言いやがる。
雀百まで踊り忘れず、クズは百までバクチ忘れずではないのか?
最近若い者と酒を飲むのに疲れて、就職したら酒止めちゃおかなと
10年前なら信じられないような事を考えている私ではあるが、
それでも耐えられそうなのはまだバクチがあるからだ。
あんな事言うなんて多分親父の先ももう長くはあるまい。
頼むから死ぬ前に好きな馬を教えといてくれ。当然2歳馬希望だ。
本日の結論:今日のJCもはずしました。
本日の結論2:酒止めようと思うなんて、わしもまごうことなき中年だな。