その続きはさだまさし「殺風景」によるとこうだ。
あなたより好きな人が 出来ただけのことです
それはあなたが悪いのでなく わたしのせいでもない
強いて言うならばそれは 何かの間違いでしょう
例えばある女に長く想いを寄せていた男がいるとする。
その女には他に長く付き合った彼氏がおるのであるがごたごた揉め事があって
男は知ってか知らずかその女を口説いたとする。揉め事に疲れた女は
男の「付き合おう」との申し出を受け入れよう、と思ったのだが、
やはり前の彼氏の事が吹っ切れなかったとする。
ある中年女が、その男にも女にもその女の彼にも全部直接付き合いがあって、
それぞれの話を聴いた事があるとする。(ってまんまやねんか)
・・・何かの間違いでしょう。(をいをい)
理論派によると一度付き合う、と決めた限りは自分の発言に責任を持て、
ということになるらしいが、理論で感情が割り切れるのであれば、日文科も
心理学科もいらない。人間は機械じゃない。
傷つける側も相手を傷つけたであろう、ということをわかっているから、
尚更本人も傷ついているのだ。そこまでわかっていて、尚付き合えないというのは
他人事で悪いが、縁がないのだ。という話をある男に新年早々していたわけだ。
で。まあいろいろあったのであるが何とか納めてからのたのたと、
晩御飯を用意して待っている相方が待つ家に帰ったら、
ダイビング仲間(夫婦者)から旦那の名前が消えた年賀状が来ていた・・・
若い頃の私であれば、
「運命は自分で作るものだああああっ」(アムロ・レイ?不確かな記憶ですまん)
というほど突っ張ったかもしれない。でもエリクソンの7期(壮年期=停滞期)
である私としては、彼女と前から付き合っている彼が、別れないにしても
口が挟めないほど相性が良い事が分かっているので「そういうもんだ」と言う訳で。
今日の相談者である彼には同情はするが、この場合は奪うのは無理だよ。
運命と言うより他にない。
と思う私が大人なのか、理屈を通す方が大人なのかは、知らん。
本日の一言:ところで相談者の君達、わしがもうすぐ試験期間だって知ってた?