キャッチセールスのような仕事をやったことがある。
はじめのうちは同期のうちで一番成績が悪かった。
悪かったも何も全く売れないのである。1ヶ月半、全く売れなかった。
3ヶ月めぐらいにはノルマはこなして歩合がついていた。あ、ノルマはないこと
になっていたから目標ね。同じようなもんだけどな。
だから辞めたのは成績が悪かったからではない。
ある日しゃべっていて恐い事に気づいたのだ。笑顔をコントロールできる。
顔筋は口角挙筋とか眼輪筋とかいろいろあって不随意筋(意志と関係なく動く筋肉)でも
随意筋(意志で動かせる筋肉)でもあるとはいえ、頭が痛かろうが気分がめちゃ
沈んでようが
「あと何センチ笑ってみよう」と思うとその通りにできるようになった。
それとわかったら、とても嫌になったので辞めた。
引き止めてもらったのはちょっとだけ嬉しかったけど。
だって成績の悪い人は全く引き止めないはっきりした所だったからねい。
人を楽しくさせるウソならいいんだけどね、、、、ちょっとあれは、、、。
いい年してなんなのだが、自分にウソをつくのはいやだ。
そんな私は正直者でよく試験の引っかけ問題にはひっかります。くそう。