文系と理系。その小論文の違い。 | 週刊さんでいリターンズ

週刊さんでいリターンズ

起業系コメントが面倒になったので(わしはまだ病院にいたいんだお)、コメントは承認制にしました。基本知ってる人のコメント以外は承認しませんのであしからず。1日10人も見にこないブログで営業しても効果は少なかろうになあ、ご苦労さま。まあ、頑張ってくれ。

ひー。火曜は6時まで授業がありやがるのでちょと疲れます。
つーか、前日の予習が大変。こんな時に小論文なんぞ書かずに溜めておくと
えれえ騒ぎになる。もう徹夜は嫌っ。
小論の先生は作家を志望されていたのか、初めから評論家なのか、筆力のある方
なので、見事にびしばし添削してくださる。寺山修司と芝居をやっていた
というのにはびっくり。

火曜は授業時間は長いが、実は金曜のほうが大変だ。
生物と数学Ⅱだから。生物は高校時代にやっていないし、数学なんて
予備校に入る前は基礎の基礎さえおぼつかなかった。今でも危ういんですが。
そんなもんだから初めは金曜の度に1キロ痩せていた。このままいったら
へっへっへ。と思っていたのだが、さすが人間の恒常性、そうはならないので
あったのだ。ちぇっ。

数学と言えば、訓練でなんとかなる所もあるのだが、基本的に自分は頭の悪い人間
だな、というのが勉強するほどわかる。数学的なセンスがない。
確率や順列、数列なんて一発。どういう考え方をするのか、という
アイディアがでない。しょうがないのでいろいろな問題に当たってパターンを
覚えねばならないわけだ。やれやれ。

我々が高校の頃のクラス分けは、頭の良い子は「国立理系」悪い子は「私立文系」
と相場が決まっていた。(それをネタにしてたマンガもあったな。)今や理系は
シンドイから、というのでそんな事はないようだが、なんだか文系と理系って
バカかりこうかとも言えた。そこからすれば(しなくても)私は明らかにおバカ。

ちなみに理系の小論文に重要視されるのは論理性だ。文系であればよい記述が
あれば、その分は加点され、悪ければ減点される加減点法だが、理系は論理に
破綻があればその前後ダブルで減点される減点法、つまり内容がつまらなくても
間違いがなければ良い。かっこいい事など書く必要はない。この辺が文系の人間に
「理系の文章は味わいがない」と言われかねない所ではある。

しかし先生のいうには論理的に書く訓練は小説でも大切だそうだ。
吉本ばななの新刊インタビューに「自分でよく書けた、というのは着地が描いた
通りにいったもの」というくだりがあったが、それが構成=論理性なわけだ。
だからかどうかは知らぬが、実際医者など理系の作家は結構いる。

結論:全ては単なる頭の良し悪しか?すぐれてあじきなきことにぞはべる。
しくしく。