さいきんずっとすねているトラ猫トラニャ。
病気のシャムが優遇されているのが
不満でならないのである。
すねているので、素直に膝に来ない。
さっさと甘えればいいのに、
内心あまえたいくせに、
わたしの周囲をぐるぐる回る。
そのトラニャ、ぐるぐる回っている
間に、ときどき接近する。
わたしの足の間から、ひょこっと
顔を出したり、
横から膝に前足をかけて、
きょときょと左右を見回したりする。
その様子がとんでもなくカワイイ。
思わず頭をナデナデしようとするのだが、
不満のトラニャはたいてい
すっとんで逃げていく。
ああ、トラニャ!
わたしがどんなにお前をカワイイと
思っているか、君は絶対に
わからないね。