きょう、動物病院へ行ってきた。
先生と話して、抜歯の手術をすることにした。
口内炎で抜歯というのは、もっとも効果がある治療法
なのである。これは、説明を受ける前からネットで
いろいろ調べて知っていた。
ただ、できればやりたくなかった。
人間の場合、治療の主役は治療を受ける患者だ。
どういう治療を受けるかを決めるのは患者本人だ。
だが、猫の場合、そうはいかない。
シャムの意志を無視して、わたしが決めることになる。
猫の歯は、戦いの武器であり、戦えることは、
自らの運命を切り拓けるということでもある。
シャムは、もし意志表示できたら、歯を抜かれることを
拒否するんじゃないだろうか‥‥。
たとえ、そのために病気が治らなくても。
健康で長生きして欲しいというのは、ある意味、
人間のわがままなのかもしれないと思う。
シャムは誇り高い猫だ。
わたしは、それを尊重したいとも思う。
飼い主でも、そして猫の利益になるはずのことでも、
やってはいけないことがあると思う。
今回、まだしっかりしている歯は抜かないことにした。
全抜歯のほうが治療実績は良いのだが。
幸い、シャムの牙(犬歯)はまだしっかりしているようだ。
シャム、勝手に決めてごめん。