習性だからしょうがないのだが、家主に嫌われる
大きな理由でもある。
借り物を傷だらけにしたくないので、対策を
講じるわけだが、そのもっとも重要な手段が、
爪とぎ場を作っておくことである。
専用のものも市販されているが、うちでは
浅いプラスチックの衣装ケースに段ボールの箱を
つぶして入れている。
幸い、猫どもけっこうお気に入りだ。
それを導入してしばらくしてから、
段ボールのクズが散らばるようになった。
爪とぎをしてクズができるのは当たり前に
思えるかもしれないが、どうも、そんな風な
クズではない。薄く千切ったような切れ端なのである。
不思議に思っていたが、謎はすぐ解けた。
こいつが食いちぎってやがったのである!
それにしても、うちでヘンなことが起こったときに、
原因をたどるとトラニャに行き着くことがあまりに
多い気がする。


