黒猫の恐怖ふたたび | いきなり猫三匹と暮らす

いきなり猫三匹と暮らす

突如襲来した怪生物と犬好きのハートフルコメディ


いきなり猫三匹と暮らす

やられた。
久々にやられた。

時ならぬ水音に、青ざめて振り向けば‥‥
クロが粗相‥‥‥‥

実は、予感はあった。
最近、病気のためシャムの世話をすることが多く、
他の二匹がちょっとひがんでいるかもな、とは
思っていたのだ。

トラニャは不満の顔をしたり、
いつもより長くひざに乗ったりですませてくれている。

クロはついにその不満を形にしてほとばしらせたってわけだ。

クロのボス時代に、「オシッコ大王」の称号を
授けたわけだが、あの恐怖が再来するのだろうか?

しかし困った。
シャムは病気なのだ。
どうしたって、注意深く見守ることになる。
クロは、わたしの関心の行方を敏感に察知して、
それでひがむのだよね‥‥。

シャムは病気だから仕方ない、というのは猫には
通じない理屈なのである。