犬と猫の大きな違いに、ルールが守れるかどうかがある。
犬はしつけさえきちんできていればルールをよく守る。
しつけができていない犬が多いが、
それでもそれなりに守る。
猫はダメである。
たとえば、テーブルに乗ってはいけない、というような
禁止ルールをそもそも理解できないので、
当然ながら守ることもできない。
これは別に猫は頭が悪いというわけではない。
前にも触れた、生物としての習性の違いに基づく。
群れを作る動物かどうかの違いだ。
犬は集団をつくる生き物であり、集団を維持するには
ルールが必要である。
だから、犬は人間が教えなくてもルールという概念を
知っている。
猫は独りで行動する生き物である。
自分独りなら、どうしようと勝手だ。
自分の行動で群れを危険にさらすようなことはないのである。
だから猫の頭にはルールというものがない。
テーブルに乗っているところを叱っても、
猫が理解するのは、いま人間が怒っていることだけだ。
人間の怒りを恐れてそのときはテーブルを降りても、
人間が見ていないとまた平気で乗る。
時には、人間が見ていても乗る。
あのとき怒ってもこんどは大丈夫とか思うのかもしれない。
写真は、クロがテーブルの上に乗ったところ。
ダメっと叱る前に、あ、カワイイと思って撮ってしまった。
‥‥‥‥うちの猫の行儀が悪いのは、
わたしが猫バカすぎるせいかもしれない‥‥。