余に従え!
先日、猫どもは戦う で書いたように、
クロは一時期ボス猫だった。
この時期は、人間にとっても猫にとってもサイアクだった。
名君シャムと正反対、クロは暗愚な暴君だったのである。
いろいろあったのだが、いちばん腹が立ったのは、
シャムにケガをさせたことだ。
傷跡は今も背中に残っている。
もう争いの決着はついてボスになったのに、
歳を取って弱くなったシャムにケガをさせるとは、
なんてひどいヤツなんだ。
--当時はそう思った。
いちばん困ったのが粗相。
この時期、クロはあちこちで粗相をした。
(よって、オシッコ大王の称号をさずけた)
理由が分からず困った。
わたしの目の前でしたことも何度かあり、
当然、即座に叱るのだが、また繰り返した。
このほか、シャムが寝ているとろこへわざわざ行って
追い出したり、まさしくワガママな暴君だったのである。