あなたに延べられたのは神の手ですか


それが救いのためだと本当に書かれてあるのですか

 

 

あなたに届いていたのは神の声ですか

 

その声は本当に闘えと説いているのですか

 

 

神があなたに授けた力は

 

本当に目の前の老婆に向けるためだったのですか

 

 

神があなたを導いた

 

だからその子の涙が

 

かつての自分と同じであっても気づかないのですか

 

 

神があなたに指し示したから

 

だからあなたの手や体が

 

街中の血で濡れているのですか

 

 

その血によって神に許しを請い

 

先にあるという未来は

 

それがあなたの望む未来ですか

 

 

神があなたに与えた言葉で本当は何と諭してあるのですか

 

神が本当にそう教えたのですか

 

そのあなたの言う神が本当に・・・

 

 

 

 

今は想い出が大きすぎて前に進めない

でも想い出の支えがないと明日へ歩いていけない

想い出よ ありがとう

いつかこの想い出にさよならするまで

 

 

 

星は笑う  人の少しの喜びを

 

星は笑う  人の深い悲しみを   

 

星は笑う  人の出会いを   

 

星は笑う  人の別れを   

 

星は笑う  人のそんな一喜一憂を   

 

星は今日も人の行方をそっと占う

 

 

 

 

夕焼けが星を揺り起こして行ってしまう

寝ぼけて流れた星は願い事を連れて消えていく

その代わりに星たちをつなげて紡いだ物語を聞かせてあげる

深い暗い夜のお守りに星をちりばめた頃の話を

だから、今日はあなたが月を消して

明るすぎたら揺りかごの手が止められなくなる

子どもの泣き声はウソを見抜くから

ロウソクを一緒に流してあげて

寂しくないように雲を散らして

あとは天の川が連れて行ってくれる

戻る時間は金星が番をしててくれるから

思いのままに泳いでいられる

明日の夜が明けるまで

最後の星が眠るまで

 

 


背負いし君のその軽さよ


細くなった君の肩は

私の苦労のため


小さくなった君の影は

私の行いのため


頼りなげな君の足取りは

私の歩みのため


背中に背負いし君の軽さよ

この背に背負いし君の軽さよ

 

 


さよならも

 

ありがとうも

 

連れ去った

 

あの海は今日

 

素知らぬ顔をして

 

凪いでいる

 


やがて

 

風を受けてこの涙が乾いても

 

たとえ

 

堅い土を割って花が咲いても

 

いつも

 

忘れないでいる

 

いつまでも

 

 

 

 

目を閉じれば
空も飛べる
深い海にも潜っていける
誰も行けないような山の頂にさえも容易く行ける

 

 

欲しい物もカードの支払も気にせずに買える
食べたいモノも太ることなんか気にしないで食べられる
飼いたかった犬とも遊べる

 


長いお風呂も、アロマも、BGMもいらない
逢いたい人にも会える
さよならを言わずに別れた人にもさよならが言える

 


悲しくても笑っていられる
寂しくても誰かがいてくれる
苦しくても楽しい夢が見られる

 


目を閉じるだけで
それだけで幸せになれる
そう、今はそう思いたい


 

 

知る人の一人もいなければ
ここにいないのも同じこと

 


誰にも気付かれなければ
ここにいなくても気にもとめられない

 


居どころ尋ねる古い手紙が
今日も行方知れずと返ってくる


雑踏の中へ投げつけた礫(つぶて)に答える者はなく
坂を転げ落ちてくる

 


振り返ることもなく
海の底へとうずくまる

 

 

 

苦しい思い 砂の山

悲しい気持ち 雪だるま

つのる心は行き止まり

二人の時間は闇の中

二度と戻れぬ闇の中

 

 

 

 

生まれ来た奇跡

 

出会えた偶然

 

別れゆく必然

 

人生の中のこの繰り返しを

 

今日はあなたに感謝しよう

 

ありがとう

 

そして、おめでとう