本日は私、

これからオフ会というものに参加させて頂けることになりましたので、

ちょっとお出かけしてまいります。

私は多人数で集まるのが割と苦手なもので、

合コンの数合わせのため仕方なく呼び出された超熟女OL、

小手川マリ子(バージン)のような気分で出頭いたします。


※読者さんの中に小手川マリ子さんという方がもしいらっしゃいましたら、

それは単なる偶然ですので手首に刃物をあてるのとかはヤメてください





しかし私のような半狂人が参加しちゃってホントに大丈夫なのかしら?

ビールの代わりに小型犬(スピッツがベスト)の尿とかを飲まされないかしら?

「砂肝さんは、ソラ豆は好きですか?」

と質問されつつ出された小皿にカブト虫の幼虫が乗っかってて、

嫌がる私のクチの中にむりやりそれを押しこまれて、

その写真を撮られてツイッターで拡散されたりしないかしら?

会場の入り口で手招きされたのでダッシュで近付いたら、

大きな落とし穴の中へドスン。

参加者全員で先のとがった木の棒で突き回された挙句、

命からがら逃げ出した私にピンク色の変な玉を投げつけられる、

というB級クエストが発生するんじゃないかしら?



とにかくそんな不安で一杯ではありますが、

私はとにかくビールさえ飲めばバーサク状態になりますので無問題。

事前にガッツリ飲んで会場を焼き尽くすつもりで参加しますので、

そこんとこヨロシク。 ←昭和っぽくシメてみました



それはまさに本日、

私がお昼休みに職場で豪華なランチを食べている時に起こりました。


向かいの席に座って、

私と同じように豪華ランチを召しあがっていらっしゃる、

係長の背脂さん(仮名)から、

「ギモさん、

ボク、どうやったらオンナにモテますかね…?」

という、

1000ピースジグソーパズルのうち4ピースだけ組み合わせて、

残り996ピースを私に完成させようとするような質問を、

推定80センチの距離から放たれたため、

私は思わず口いっぱいに頬張ったペヤングソース焼きそばを、

鼻の穴から全噴出させるところでした…。



「なんで私にそんな質問をっ!?」とか、

「な、何かつらいことでもあったの…?」とか、

「アンタはここ最近しょっちゅうランチパック食ってるけど、

もしかして剛力彩芽のカラダでも狙ってんの?」など、

とにかくいろいろ聞き返したかったのですが、

とりあえず少しだけ私なりに考えてみることにしました。


まず、彼はなぜ私にそんな質問をしてきたのか。

まあ私も冷静に自己分析してみても、

そこまで女性にモテない訳ではありません。

小学校の卒業文集には、

「一度寝た女とは二度は寝ない男でありたい、

また、そうあり続けたい」

とロケット鉛筆で書いた私ですし、

自分という存在を客観的に言葉してみると、

「ちょいモテ・ちょいハゲ・ちょいメタボ・めちゃスケベ・

腐れアニヲタ・パチスロ狂い・万年貧乏・仮性包茎」

というようなカードが机の上に並びました。




…少し気持ちが沈んできましたが続けますね。

まあ言うてもパチスロ北斗の拳に出てくる強ザコみたいなルックスで、

しかも口数の少ない背脂さんのような恋愛おブス(植松晃士リスペクト)よりは、

ちょっとはモテるんじゃないかな~と思いますので、

そんな私に背脂さんが相談してくるのはわからない話では有馬温泉。



と、

ここまでの思考がおよそ3秒弱。

私は目の前で真剣な眼をした背脂さんに対して、

そこから何も言えなくなるの星屑ロンリネス、

じゃなかった、

何も言えなくて夏、

でもなくて北島康介とは違った意味で何も言えねえ感じになりましたが、

これは間違いなくギャグで言っている訳ではないと感じましたので、

意を決してこう言いました。


「…まずはダイエット、じゃないかな~」

と。

すると彼は真剣な表情をますます本気(MAJI)にして、

こう返してきたのです。

「…だからランチパックしか食ってないんスけどねぇ…」





なんとなく申し訳ない気持ちになってしまったので告知タイムです。

強ザコフェイスの41歳で趣味はアニメ鑑賞(ハーレム物が好み)とパチスロ、

という背油係長とお付き合いしてみたいという好奇心あふれる剛力彩芽似の女性、

いや、

剛力彩芽に髪型だけ似ている方でも、

最悪、

剛力と性別が一緒ですという方でもかまいません。

私のツイッターまでご連絡くださいませ。
昨日は私のお友達のノムラッシュさん(仮名)と、

都内某所で久しぶりに連れ打ちをしておりました。

あ、

連れ打ちといっても二人羽織みたいに1台のパチスロ台を交互に打つとか、

1人が打ってもう1人が落ちているメダルを拾う(しかも2スロ)とか、

目押しに失敗した相方を金槌で強めに殴り合って、

先に気絶した方が負けという古代ローマ式パチスロの事ではなく、

単純に朝イチで待ち合わせて同じ地域でスロを打つ、

終わったらメシを食って反省会をする、

という一連の流れの催しのことです。



…いらんか?

この説明、いらんか?




で、

ラッシュさんと私は過去2回の連れ打ち、

いずれもボロクソに負けております。

プライバシーの問題もありますのでゲーム数に例えると、

2回のレバーオンでマイナス300ゲームの下乗せ

という感じですね。

(1ゲームは日本円に換算して約千円)



では3回目のレバーオンとなった昨日はどうだったか、

結果だけ書きます。








2人あわせて、

マイナス140ゲームの下乗せ






ピュ~~~ヒョロロロ~~~ン、

ピュ~~~ヒョロロロ~~~ン!!



(↑サミーの例の音に脳内変換してください)





私は途中まで某Aタイプ機種の推定高設定を打って、

ちょいプラス~ちょいマイナスを行ったり来たり、

という感じだったのですが、

「あ、ハーデス打と!」

と急に私の中のともさかりえが覚醒し、

アナザーゴッド⇒パチンコあれこれ⇒まどかマギカと、

乱れに乱れ打って3時間足らずで50ゲーム下乗せ。

てか、

パチンコの地獄少女って何すかアレ。

前作に出てきた、

「封筒の中から大事なお金を抜いてギャンブルしに行く働かないオッサン」、

この人にそっくりなウチの常連のおっちゃんが楽しそうに打ってるから、

昨日はじめて打ってみたんスけど、

役モノが上からドゴーンと落ちてきてんのにリーチにすらならない、

みたいなことが3,000円で4回も発生して、

寸止めハンドサービスみたいで全然気持ちよくならないので、

「チェンジ!」と叫んでヤメたりましたわ。

藤商事の開発の人たちは、

椎名へきるちゃんにジャンピング土下座してください。

うぉんちゅ! ←90年代に若返りつつシャウト



…まあそんなことはどうでもいいのですが、

相方のラッシュさんの様子もチラチラ見ていたのですが、

いつ見ても波瀾万丈、

と言いたいところですが実際はいつ見ても「凪」というか、

いつ見てもライザップのビフォアーの人というか、

とにかくいつにも増して覇気が無いんスよ、ラッシュさん。

9マソ、

じゃなかった90ゲーム下乗せしたというセリフが、

彼のクチから飛び出した瞬間になんかもう、

「このまま、一緒に死んじゃおうか…」

という失楽園のようなセリフ予告が喉元まで出かかったのですが、

そこはグッとこらえて回転寿司屋に飛び込んで、

涙の味がする生ビールを飲んだらだんだん気持ちが良くなってきて、

負けてしまったことはもう、どうでもよくなりました。



もし次回があるとしたら、

もっと朝はやくから並んでサラリーマン番長を打とう、

そう心に誓った私なのでした。

(始発で来たのに抽選で468番を引いて私の歴史にまた1ページ)