それはまさに本日、

私がお昼休みに職場で豪華なランチを食べている時に起こりました。


向かいの席に座って、

私と同じように豪華ランチを召しあがっていらっしゃる、

係長の背脂さん(仮名)から、

「ギモさん、

ボク、どうやったらオンナにモテますかね…?」

という、

1000ピースジグソーパズルのうち4ピースだけ組み合わせて、

残り996ピースを私に完成させようとするような質問を、

推定80センチの距離から放たれたため、

私は思わず口いっぱいに頬張ったペヤングソース焼きそばを、

鼻の穴から全噴出させるところでした…。



「なんで私にそんな質問をっ!?」とか、

「な、何かつらいことでもあったの…?」とか、

「アンタはここ最近しょっちゅうランチパック食ってるけど、

もしかして剛力彩芽のカラダでも狙ってんの?」など、

とにかくいろいろ聞き返したかったのですが、

とりあえず少しだけ私なりに考えてみることにしました。


まず、彼はなぜ私にそんな質問をしてきたのか。

まあ私も冷静に自己分析してみても、

そこまで女性にモテない訳ではありません。

小学校の卒業文集には、

「一度寝た女とは二度は寝ない男でありたい、

また、そうあり続けたい」

とロケット鉛筆で書いた私ですし、

自分という存在を客観的に言葉してみると、

「ちょいモテ・ちょいハゲ・ちょいメタボ・めちゃスケベ・

腐れアニヲタ・パチスロ狂い・万年貧乏・仮性包茎」

というようなカードが机の上に並びました。




…少し気持ちが沈んできましたが続けますね。

まあ言うてもパチスロ北斗の拳に出てくる強ザコみたいなルックスで、

しかも口数の少ない背脂さんのような恋愛おブス(植松晃士リスペクト)よりは、

ちょっとはモテるんじゃないかな~と思いますので、

そんな私に背脂さんが相談してくるのはわからない話では有馬温泉。



と、

ここまでの思考がおよそ3秒弱。

私は目の前で真剣な眼をした背脂さんに対して、

そこから何も言えなくなるの星屑ロンリネス、

じゃなかった、

何も言えなくて夏、

でもなくて北島康介とは違った意味で何も言えねえ感じになりましたが、

これは間違いなくギャグで言っている訳ではないと感じましたので、

意を決してこう言いました。


「…まずはダイエット、じゃないかな~」

と。

すると彼は真剣な表情をますます本気(MAJI)にして、

こう返してきたのです。

「…だからランチパックしか食ってないんスけどねぇ…」





なんとなく申し訳ない気持ちになってしまったので告知タイムです。

強ザコフェイスの41歳で趣味はアニメ鑑賞(ハーレム物が好み)とパチスロ、

という背油係長とお付き合いしてみたいという好奇心あふれる剛力彩芽似の女性、

いや、

剛力彩芽に髪型だけ似ている方でも、

最悪、

剛力と性別が一緒ですという方でもかまいません。

私のツイッターまでご連絡くださいませ。