年末恒例のランキングも出揃ってきたが、上位作品を読んでもイマイチというのはよくある。やっぱり自分の好みにあった本が一番面白い。いろいろなジャンルを紹介する雑誌の特集をみるほうが、自分と相性のいい本と巡り合う率は高い。ということで本の特集が組まれて、現在書店に並んでいる雑誌3誌を紹介!
年末ということで本の特集をする雑誌が多数発生中。まず「月刊プレイボーイ
」1月号 特集ミステリー徹夜本を探せ。気合の入った大特集でインタビューやら座談会やら盛り沢山。北上次郎&大森望&豊崎由美による、この10年のベスト100が面白い。めった斬りコンビも北上次郎大先生には頭が上がらない様子で、本の雑誌のベスト10と同じノリで好き勝手に進める北上次郎。でも二人の趣味は近いのに、自分だけ違うのをすねている所が少しかわいい。
「SIGHT
」では第2特集が「ブックオブザイヤー2006」という「ダヴィンチ」とまったく同じという強気のタイトル。執筆人は、<文芸・評論>高橋源一郎×斎藤美奈子、<エンタメ>北上次郎×大森望、<コミック>南信長、<海外書評>ミチコ・カクタニ、<ベストセラー>小田嶋隆という顔ぶれ。うちの書店に入荷してないので内容は未確認でが、かなり充実しているとの噂。
そして「FIGARO
」12/20号では「知性のお散歩 私が目覚める本197。」という特集。女性誌だと思って軽い気持ちでみたら、海外文学を中心の強力なラインナップ。本を推薦している人たちは、大学教授やら建築家など専門家が多く、まるで新聞の書評欄のように格式の高い本がずらりと並ぶ。読書に「娯楽」だけでなく「知性」を求めるための読書案内。こういう雰囲気の本特集は意外と見かけないので、貴重かも知れない。