『遊びの博物誌1』坂根巌夫/河出文庫 | 砂場

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本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

坂根 厳夫
遊びの博物誌 (1)

古本屋で105円にて購入。エッシャーのだまし絵のような遊び心に満ちたものの博物誌。タングラム(三角形や四角形の板を組み合わせて遊ぶパズル)、組木パズル(箱根細工みたなもの)、逆さにすると顔が変わるだまし絵、からくり人形などなど。豊富な資料とその写真だけで105円の価値は十分。


この本が出版されたのは1970年代後半。当時もブームだったらしいが、現在もこういった大人の遊び心をくすぐる本が多くでている。以前に比べると書店で売るといって紙の雑誌部分はおまけか、もしくは無くなって(ドールハウスなど)おもちゃ屋で売るような者が並んでいる。これは定期的に店頭に並ぶという書店の流通体制と相性がよかったからだろう。


その代表といえば「パズルコレクション」 。天然材を使っているから子供が口に入れても大丈夫という売りはいいのだが、1680円という少しお高い値段は悩みどころ。


遊び心と言えば、なぜそんな苦労をするのか常人には理解できいボトルシップがあるが、日本男児ならそんなチマチマしたことはせず超弩級戦艦である「戦艦大和を作る」 を気合と職人芸で完成させ(全90号、約10万円)、撃沈させてこそ遊び心かと思われる。


他にも『大人の科学マガジン』 などなど。そういえばルービックキューブも書店で売っている。