7月下旬発売の文庫 | 砂場

砂場

本の感想と日記。些細なことを忘れないように記す。

選挙にうつつを抜かしていたら本業がおそろかに。
今回は数が多いから、短文紹介文。

hanae*
小学生日記
プロの作家をうならせた天才少女の作文。才能とは恐ろしい。

セルジュ・ブリュソロ, 金子 ゆき子
ペギー・スー(1) 魔法の瞳をもつ少女

フランスのS・キングと呼ばれるほどの大御所作家の書いたファンタジー小説。本国では主人公の少女よりお化けが人気とか。

筒井 康隆
ポルノ惑星のサルモネラ人間―自選グロテスク傑作集

筒井は好きなのでタイトルに惹かれて購入。冬眠、羽化、産卵、脱皮と妻が変化する「妻四態」など筒井しか書けないだろう傑作揃い。

豊島 ミホ
青空チェリー

『檸檬のころ』がスマッシュヒット。話題の豊島ミホのデビュー作の文庫化。「女による女のためのR-18文学賞」受賞作。R-18なのか・・・。普通に売ってしまっているのだが。

リチャード・ブローティガン, 藤本 和子
アメリカの鱒釣り

解説の柴田元幸曰く、「文庫化されるべき外国文学ベスト3に入っていた」「作家村上春樹の作品でさえ『アメリカの鱒釣り』をはじめとする藤田和子の訳抜きでは考えられない」。柴田・村上ファン、必読。

いしい しんじ
麦ふみクーツェ


坪田譲治文学賞受賞。個人的にいしいしんじは全作品を読むことを決めた。ここ数年では伊坂幸太郎、舞城王太郎と3人目。


打海 文三
ハルビン・カフェ

大森望曰く、「現代ハードボイルドの理想形を実現した驚くべき偉業」。

鳥山 石燕
鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

こんな文庫が!とテンションが上がった人は買って損のない一品。妖怪馬鹿必携。鳥山石燕って誰?という人には無用の長物。妖怪戦争がらみで妖怪本がたくさんでたけど、本書が最もお買い得なのでは。