遅れを取り戻すべく久しぶりに連夜の更新。
- 著者: 北原 尚彦
- タイトル: 奇天烈!古本漂流記
本好きにもいろんなジャンルがある。小説、エッセイ、ノンフィクションという大きな枠組みから、文学やSF、ミステリーと細分化したり、ビジネス啓蒙書やら恋愛マニュアル本ばかり読む人など、それぞれジャンルごとに本好きの人たちがいるわけだが、なんといっても「古本マニア」の人たちはツワモノが多い。
他のマニアの人たちが本を買って読んでいる「インドア派」なのに対して、古本マニアの人たちは古本屋を渡り歩く「アウトドア派」という側面を持つ。バイタリティ溢れる古本マニアの人たちは、同じ本好きの人たちと比べても、人間味溢れる個性的な人が多い。本書は色々は本を紹介しているようだが、著者の北原尚彦氏は古本のなかでも「バカ本」という、これまた気合の入ったカテゴリの専門家だ。
- 著者: 野坂 昭如
- タイトル: 文壇
三島由紀夫、吉行淳之介…。
キラ星のごとき流行作家や名物編集者たちが夜な夜な酒に浸り、文学論を戦わせる。
ときは1960年代、銀座や新宿の薄暗がりの文壇酒場に現われた新人流行作家・野坂昭如が、おそるべき記憶力で男たち女たちの生態を再現。
自虐と自負と韜晦をこきまぜ、己を語る。
泉鏡花文学賞受賞作。
平台で見かけるたびに衝動買いしたくなる。あの頃はよかったと懐かしむには、今の僕は若すぎるし、さほど文壇に興味があるわけでもないのだが。
- 著者: 栗本 薫
- タイトル: グインサーガ 100 豹頭王の試練
祝!100巻達成!
記念に本書だけ買ってもいいかと考えたが、あまりに面白くて1巻から読みたくなったら目も当てられないので辞めておいた。我ながら賢明な判断だと思う。
- 著者: ヘンリー・ジェイムズ, 南條 竹則, 坂本 あおい
- タイトル: ねじの回転 -心霊小説傑作選-
称賛される一方、その難解さばかりが喧伝されてきたこの名作が、泰西怪談に精通する訳者により、真の姿をここに現す。あなたは、この物語の本当の恐ろしさをはじめて知ることになるだろう。他に怪奇短篇4篇を併録。訳者あとがき
そういえば『ねじの回転』新潮文庫版を高校生の頃に読んだが、評判のわりにはピンとこなくて自分の読書力の無さにへこんだ記憶がある。そうか、訳に問題があったのか。『ねじの回転』の魅力を語ることができなければホラー小説好きの名がすたるということで、これは必読かな。